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【キャンプ5日目】

<猛吹雪>
 日本全体に大雪をもたらしている天気は、国分の空にも影響を及ぼした。未明から降り始めた雪は、朝7時を過ぎると強い風を伴う吹雪へと変わった。一面にうっすらと雪化粧をし始めたと思ったら、8時半を過ぎると晴れ間がのぞき、にもかかわらず雪は降り続くという状態。ときおり太陽が隠れたと思うと、目も開けていられないほどの雪が吹き付ける。練習場に集合したスタッフは一面真っ白になったピッチを眺めて、室内練習場での練習を決断した。
 選手を待つこと15分。その間は小井土コーチが足をすべらせ「エスパルス参上」と雪の上に文字を書き、松永マネージャーが雪だるまを作り始めた。雪は積もれば、やることはみな同じ(笑)。なかなかの力作だった。
 9時少し前に練習場に到着した選手たちは、運動公園の斜め上に位置する室内練習場へと移動。普段はテニスコートが2面、ゲートボールが4面取れる場所だが、ここでジョギングをしながらブラジル体操を行い、みっちりと座って筋トレやストレッチを行った。体が温まったところで、ゴールキーパーを並ばせ、グラウンダーのパスをゴールキーパーへ出す練習を行い、その後徐々に浮きだまでダイレクトなど推移していった。
 練習は2時間ちょっとで終了。晴れ間がありつつもまだときおり吹雪く状態。お昼を前に鹿児島実業との練習試合の中止が決まった。午後は通常練習を行う。

<雪に阻まれる練習>
 午後になると寒さは相変わらずだが、太陽が顔を出し暖かな陽射しも手伝って、練習には支障のない状態へと変わっていた。
 急遽練習試合が中止になったために、チーム内で紅白戦を行うことになった。「練習試合で予定していたメンバーでもなく、シャッフルした」と長谷川監督。その様子をグラウンドの観客席からじっと見つめて、ときおりペンを走らせていたが、紅白戦が始まってわずか15分。突然猛吹雪に見舞われて、目が開けていられないほどの大粒の雪が襲い掛かった。5分ほど練習を続け、照明に灯をともすよう指示が出る中、怪我をしてはいけないとの判断で中止になった。
 極寒の中、長谷川監督の前向きなコメントに救われている。選手たちも軽めの練習で終えることとなり、明日の試合に向けてゆっくり体を休めてほしい。


鹿児島黒牛の贈呈式

贈呈式のプレゼンターの皆さんと記念撮影

次の練習に向けて説明を受ける選手たち

順番を待つ選手たち(左から伊東、兵働、マルキーニョス、太田)

独特の間合いとリズムでGKを翻弄するマルキーニョス

西部選手

勢いあまって高飛びのようになり・・・

転んでしまった青山

シュートを放つ枝村

厳しいマークを受けながらもボールをキープする和田

藤本をマークする枝村

田坂コーチと右側は練習生の辻尾

スポーツパークの全景。奥に見えるのが室内施設

練習場には歓迎の横断幕が

歓迎ののぼりと抜けるような青空

スポーツ公園からの絶景

▲真っ白に雪化粧した国分運動公園。※四角の中はピッチ。

▲小井土コーチが書いた「エスパルス参上」の文字。

▲寒さで首をすくめながら上の室内運動場へ移動する選手たち。左が平松選手、右が久保山選手。

▲室内練習場でジョギング。

▲今日からチーム練習に合流した東海大五出身、新加入 財津選手(写真中央)。

▲キーパーの胸に返すボールがうまく返らなかった選手は監督&コーチから罰として腕立て伏せを命じられる。

▲小井土コーチ&松永マネージャーの力作、ちょっといびつな雪だるま。

▲紅白戦開始前。太陽が顔を見せ暖かそう。この後予想もしない吹雪に。

▲吉永コーチ、長谷川監督、サントスヘッドコーチ。元気いっぱいで選手と同じフィジカルなどもこなすサントスヘッドコーチ以外はネックウォーマーと手袋で防寒。

▲ウォームアップは手によるボールまわしから。

▲森岡選手と村松選手の競り合い。

▲開始15分すぎに突然の雪。ボールコントロールには定評があるチェ テウク選手も雪で足元がくるってしまう。

▲雪まみれになってチョ ジェジン選手も思わず苦笑い。

▲「こりゃたまらんという」表情の純平選手。

▲杉山選手が話をしながら、佐藤選手らと引き上げる。左は市川選手。

▲選手たちが引き上げたグラウンドで立ちすくむサントスヘッドコーチ。選手がバスに乗り込んだ頃には雪は小康状態に。

▲チェ テウク選手

▲山西尊裕選手

▲斉藤俊秀選手

▲市川大祐選手

朝露にぬれる幻想的なあかんまサッカーパーク

ストレッチをする選手たち

練習生の小島直樹選手

どしゃぶりの中の午後練習

雨など気にせず、座ってストレッチを始めるバロン選手

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