＜久保山由清＞

「来るまでに厳しい練習をしていたんので、ここに来て離脱はしたくなかったんですが、トレーニング中に右膝をひねってしまいました。長くかからなければいいなと思っています」と久保山。

昨日から別メニュー練習となってしまった。少数精鋭となったＦＷ陣だが「両より質ですよ。みんないいコンディションでやっていますから、そのなかから抜けて試合に出られたらいいなと思います」

同い年の山西が今年からキャプテンになった。天性の明るさでチームを引っ張る新キャプテンを脇でサポートする立場としても期待がかかる。天皇杯では準優勝を飾ったが、リーグ戦では思うような成績は上げられなかった。今シーズンはまずリーグ戦での成績にこだわりたいところだ。

「リーグ戦はすごく大事だし、サポーターのみなさんも首位争いをみたいのではないかと思います。僕らもそれを願っているし。コンスタントに結果を出せるように安定したプレーを目指していきたい」今シーズンの意気込みを語った。振り返れば、いかなる監督からも評価され、起用されてきた久保山。その動きの質がエスパルスのゴールへの原動力につながっていることは言うまでもない。ゴール前でのスピードアップが図られる今シーズン。久保山のボールコントロール力は大きな武器になるだろう。