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2011鹿児島キャンプ3日目(選手コメント)伊藤・小野・大前・アレックス・山本真・枝村・竹内・山本海選手

■伊藤翔選手

 僕個人としてもゴールを決めることができましたし、チームとしても僕たち1本目という括りでは、70分ではありましたが2−1で勝利することができました。最初の試合としては最高のスタートが切れたと思います。1点目のゴールは伸二さんがよく触ってくれたなと思います。確かキーパーからだったかなと思うのですが、欲を言えばキーパーに触られずにできたらよかったと思いますが、スムーズにチャンスが作れました。2点目のゴールは難しいボールでしたがしっかり枠をとらえることができてよかったかなと思います。

 個人的なプレーとしては、まずは裏を取ることを意識しました。あとは「点を取ってくれ」と監督からも言われていましたので、半分ぐらいは要求に応えることができたかなと思います。もっとゴールを決められたのではないかなと思いますし、まだゲームの中で誰がどうしたいということがわからない部分がありましたので、これから詰めていきたいと思います。それでも、うまくいかなかったことよりも、うまくいったことの方が多かったと思います。

 伸二さん(小野)とは、お互いに今のプレーはどういうイメージだったのか?というすり合わせをしました。そんなに大きなズレはありませんが、細かい状況でどうしたかったのかを伝え合いました。あとはディフェンス面でどう動けばよかったのかを聞きました。伸二さんはやはり上手いですからやりやすいですし、いつも僕の分までカバーしてくれているなと感じています。伸二さんが前目にいることで、ボールも回りますし、(決定的な)ラストパスだったり、ラストパスの前のパスだったりが出せる選手で、そういう部分で高い質を伸二さんが持っているので、今後もっとスムーズに得点できる機会が増えていくと思います。

■小野伸二選手

 はじめての実戦としては手ごたえもありましたし、監督がやろうとしていることを少しは実現できたかなというのはあります。まだ実戦をやっていなかった中で、コンビネーションだったり、攻守両面でトレーニングでやっていたことが成果として出たということで、軽い手ごたえがつかめました。ポジション的にも昨シーズンより前になっていますので、ゴールという部分も期待されていると思います。そういった意味でも点をとることができて本当によかったと思うし、まだシーズンがはじまったばかりですので、今日のように毎試合結果を残すことができるように頑張りたいと思います。

 まだポジションも選手も固定された訳ではありませんので、練習やトレーニングマッチでアピールしていきたいと思います。課題としては、もっともっと早くパスをつなげるところはつなげて、自陣でのパスミスや判断ミスが多かったので修正していきたいと思います。毎日監督が目指すサッカーに向けて全力を出し切ることが大事だと思っています。みんなでハードワークして攻撃も守備もやれたのでよかったと思います。

■大前元紀選手

 初めての試合にしてはみんなうまくやれていたと思いますし、勝てたのはよかったと思います。2週間、監督がやりたいことをやって、練習して、ディフェンスはコンパクトに、攻撃ではワイドに開いていくことを意識しながらやりました。監督のサッカーはシンプルと言えばシンプル。監督の指示通りにどれだけ動けるかというのが大事なのではないかなと思っています。

 ポジション的にはシステムは4−2−3−1の右サイド。シュートというよりもセンタリングばかりになってしまったので、もっとシュートに絡むプレーができたらいいなと思いました。監督からは試合中にもう少し前にいって相手がボールを回しているところで、寄せられるようにしようと言われました。去年は左から中に入って右足シュートができたが、今年は右なので、状況判断を速くしてセンタリングなのか、中で勝負なのかその点でもっとプレーのスピードを上げていかなければいけない。

 ボールがファーにいったときにできるだけ前につめて中の枚数を増やせたらいいなと思います。プロ4年目で自分の中ではやらなければいけないという気持ちも強いですし、アシストだけでなく、シュートも打って、しっかり結果を出さなければいけないなと思います。チームとしても個人としても結果にこだわりたい。開幕から試合に出たいし、開幕から点を取りたい。まだ開幕まで1カ月あるのでいい準備をしていきたいです。

■アレックス選手

 初めてのトレーニングマッチでしたが、本当によくできていたと思います。それは、これまで全員が一生懸命トレーニングしてきたからだと思います。トレーニングを重ねて行けばコンディションも連携ももっと良くなると思います。セットプレーは前所属チームでは蹴っていませんでしたが、レフティがあまりいないこともあり、監督から任せてもらいました。これからも練習を重ねていけばもっと良くなっていくと思います。現在は左ウイングですが、左利きなので、右サイドからカットインしてのシュートも得意だと前線の選手たちには伝えています。もっと連携を深めてもっと流動的に動けるようになれば、そういったチャンスも増えていくと思います。

■山本真希選手

 7番を初めてつけました。テルさんが着けていた番号だったので、テルさんを汚さないようにという意識で気合いが入りました。ボランチでコンビを組んだエダさん(枝村)とは中学生の頃から一緒にプレーしていますし、試合を重ねていけばもっとよくなっていくと思います。やりたいことや、見ていることがお互いにわかりますので、隣にいてくれるのはとても頼もしいです。エダさんに預けておけばなんとかなるかなというのもありますし(笑) シュートも狙いましたが、あの場面で逆サイドも空いていたので、状況判断をしっかりしたいと思います。監督がやりたいサッカーをピッチ内で表現できたらみなさんを驚かせることができると思いますので、チーム一丸となって戦っていきたい。

■枝村匠馬選手

 新しいチームになって、メンバーがだいぶ入れ替わった中で、最初から楽しくやれていると思います。トレーニングマッチは上手くいく部分といかない部分とありましたが、これからかなと思います。ボランチは2年ぶりです。前と感覚が違うように感じたものの、元々ボランチだったので、早く感覚を掴んで楽しく感じられるようになったらいいなと思います。まだ後ろの選手が言っていることが理解できなかったり、練習でできていたことがゲームでできなかったり。ゲーム感覚のなさも多少影響しているのかもしれないなと思います。あとはゲームと練習をやりながらよくなっていければと思います。これからかなと感じました。

■竹内涼選手

 ポジションは去年より少し前目かなと思います。前のポジションに入ったら、下がって来ずに前に入っていける選手になれって言われました。気合いは入っています。試合結果はよくなかったので、残念です。一番最初のゲームだし、ポジティブに考えたら「しょうがない」と考えて、明日からの練習も頑張っていきます。

■山本海人選手

 初めての試合にしては、近年のキャンプに比べてもみんな動きがよかったと思います。戦術理解も深かったのではないかなと。ただ、攻撃面ではいい形があまり作れていないので、もっと効率よく前線からのプレスもかけられたらいいかなと思います。ポゼッションの練習が多いので、みんな高い意識を持ってボールは回せているので、判断のスピードは増したのかなと思います。ゴールキックは翔(伊藤)がターゲットだし、それは翔とアレックスが相談して決めたとのことなので、そうやってみんなでコミュニケーションをとってやっていたらいいことだと思います。

 もっともっとゴールをとれるチャンスもあったし、取らなければいけないけれど、よかったと思います。キーパーとしては常に前2人を意識するように言われていますので、常に攻撃を意識してやってはいました。もう少しチャレンジはしたかったですが、全てチャレンジしてしまったらみんな疲れてしまうので、バランスをみました。試合後アレックスには「試合中に呼ばれて出さなかったときがあったけれど、ぜひ続けてくれと。僕も出せるときは出すし、状況によっては出せないときがあるからそれは勘弁してね」って伝えました。


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