この熊本の地まで開幕戦に1000人以上のサポーター・ファミリーが駆けつけてくれたことによって、最後に劇的なゴールが待っていた。本当に感謝している。こういうゲームをするために今シーズンは始動日からずっと、走って走って、苦しいことから逃げずにやり続けてきた。最後の最後で我々がパワーアップできる、相手よりも走る、試合終盤に失点するんじゃなくて我々が点を取って勝つ、そういうゲームを開幕戦から見せてくれた選手たちのタフさ、メンタリティの強さ、最後まで落とさない走力、そういったものは本当に誇らしかった。

ただ、これをあと37試合続けていけるかどうか。ビハインドから逆転まで持っていけた強さをあと37試合見せられるかどうか。そこが我々の課題になってくる。今度はホームでまたたくさんのサポーター・ファミリーが来てくれると思うので、ファミリーの力を借りながら、必ずホームでも連勝を重ねたい。

あとは、これだけチャンスがあった中で2得点というのはちょっと物足りない。もっともっとクオリティのところ、もちろん今日は開幕戦の硬さとかがあったと思うが、精度を上げられるように今後トレーニングしていきたい。