2024.9.7 SAT 18:33
明治安田J2リーグ 第30節 IAIスタジアム日本平
16:00開場
VS V・ファーレン長崎
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試合終了
1 0 前半 1 1 後半 0 1 -
AWAY
50’ | ルーカス ブラガ |
24’ | マテウス ジェズス |
ハイライト動画
【DAZN J.LEAGUE ハイライト】9月7日 明治安田J2リーグ 第30節 vs V・ファーレン長崎 @アイスタ|清水エスパルス公式
【ピックアップゴール】「鮮やかなカウンターアタック!ドリブルで持ち込んだ乾 貴士からのボールをルーカス ブラガが決めて同点に追いつく!」9.7 V・ファーレン長崎 @アイスタ|清水エスパルス公式

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監督・選手コメント
試合後監督コメント
清水エスパルス
秋葉 忠宏 監督
試合後選手コメント

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まずはこのビッグマッチに16,500人以上のサポーターファミリーが来てくれた中、 最高の結果ではなかったが、我々には昇格、優勝という命題がある中での最低限の勝点1を積み上げることができた。ホームで初めて先制された中でしっかりと追いつき、ドローまで持ってく。その後も追加点を取る気配を見せながらハードワークするところはハードワークし、守備を固くしながら追加点を狙いに行く。最後まで選手たちが勝点3を取りに行く姿勢を見せてくれたことが本当に素晴らしかった。
かなりチャンスがあった中で抑えきれないシュートがあったりしたのは、もしかしたら1週間ゲーム感覚が空いたことで少しだけフィニッシュの精度のところに狂いが生じたのかなとは思う。我々は昇格、優勝を常に狙って戦っているので、この勝点1が最後に優勝するために必要だったねと言えるように、来週ももう一度ホームでできるので、まずは1週間最高の準備をして、その後の3連戦に向けて全員の力で準備していきたい。
――ホームで今季初めて先制を許した中、ハーフタイムの指示は?
まずは45分間じっくり使って逆転しよう、と。慌てる必要も焦れる必要もないという話をした。前半はなかなか揺さぶる回数が少なかったり、ポケットに走ってもそこを使う回数が少なかったので、もう少し揺さぶりながら深部へ入っていくようなことができると、相手は逃げるしかなくなったり、ゲーゲンプレースが効いたり、より相手ゴールに近い位置でプレーできる。今日は結構ターンしてスルーパスを出せる状況を作れすぎてしまったために、少し攻め急いでしまったかなという前半だった。もう少し深いところを取りに行くことを繰り返して、最後はボックス内に人数をかけてしっかり冷静に仕留めるということを選手たちに伝えて送り出した。
――北川選手に代えて蓮川選手を投入した意図。
真ん中にジェズスとフアンマがいて、前半からわざと(山原)怜音の方に逃げて待っているようなシーンがあった。我々には素晴らしいセンターバックがいるので3枚にして手堅くすること、それプラス決して3バックは守備的だとは思っていないので、相手の2トップに対して3枚で剥がしながら攻めていこうと。だからこそ(矢島)慎也のヘディングシュート、北爪やジェラ(住吉)のシュートシーンが生まれたと思っている。昇格、優勝という至上命題がある中で、先制されたこのゲームをどういうふうに終えるべきかをベンチワークとして考え、しっかりと固く守りながら点を取りに行くというのは日本のチームにとってなかなか難しい課題であるが、しっかりとゲームをコントロールしてくれた選手たちのインテリジェンスな部分を感じる試合になった。
――「揺さぶりながら攻めたいが中央から行けてしまうためにできない」というコメントがここ数試合続いているが、理想の攻撃とは。
真ん中から最短距離で仕留められればそれが一番の理想であり、よくゴールエリアの幅で攻めるのが一番だと言われている。それがダメならペナルティエリアの幅、それがダメなら68メートルを使う。なので、中から行くことが全部悪いとは思っていない。ただ、何度か通らないシーンが続くようであれば揺さぶる選択肢を持つことも大事になるし、相手の変化を見ながら、バランスを取って優先順位を考えていくべきだと思う。サッカーをやっている以上、このゲームでは出来たけどこのゲームでは出来なかった、ということは起こり得るので、いろいろな映像を使いながら、選手たちと話しながらトレーニングしていきたい。
――交代カードを切るのが遅かった理由。
1−1になったので、我々から先に動く必要はなかったというのが正直なところ。何か手を打つとしたら長崎さんの方なので、こちらが先に動いて相手を動きやすくさせてしまうよりは、しっかり相手の動きを見てからそれに対応するカードを切るべきだと思っていた。
――フル出場した乾選手の評価。
末恐ろしい36歳だなと思っている。まだまだ残暑がきつい中で最後まで相手の脅威になり続ける。そして守備でもしっかりと献身的に方向付けしたり、プレスに行ったり、気の利いたことをやってくれる。あれだけ長いドリブルをすると丁寧なボールはなかなか出せないものであるのに、 あのパスの絶妙な力加減、スピード、強弱の付け方。左側を走っている選手もいたし、全てが噛み合って、カウンターで数的優位を作るという素晴らしいシーンを生み出すことができた。ビハインドの中で我々の狙い通りのカウンターができたことは選手たちを本当に褒めてあげたい。
――北川選手の今後への期待。
このクラブを小さい頃からずっと見てきて、このクラブで育ってきた我々のエースでありキャプテン。もちろん本人が1番点を取りたいと思っているだろうし、フィニッシュのシーンも数多くあるので、あとはケチャップと一緒でいつ出るかというところだと思っている。我々が焚きつけることで良い方向に向かえる場合もあるが、彼は1週間の準備の中でしっかりとやるべきことをやっているし、彼の日常の取り組む姿勢を信頼しているからこそ、何度でも試合で使いたいと思わせてくれる。最大限の信頼をしながらラスト9試合、航也とともに戦いたい。