2024.11.10 SUN 14:03
明治安田J2リーグ 第38節 IAIスタジアム日本平
11:30開場
VS ロアッソ熊本
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試合終了
1 0 前半 0 1 後半 0 0 -
AWAY
61’ | 原 輝綺 |
ハイライト動画
【DAZN J.LEAGUE ハイライト】11月10日 明治安田J2リーグ 第38節 vs ロアッソ熊本 @アイスタ|清水エスパルス公式
【ピックアップゴール】「原 輝綺がPA内に切り込み、見事なミドルシュートで最終戦を勝利で飾る!」11.10 ロアッソ熊本 @アイスタ|清水エスパルス公式

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監督・選手コメント
試合後監督コメント
清水エスパルス
秋葉 忠宏 監督
試合後選手コメント

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まずは今日も18,000人以上のサポーターファミリーに集まっていただき、そして、1年間の総入場者数が33万人以上だと今聞いたのだが、これがエスパルスの持つ歴史と伝統、サポーターファミリーの偉大さだと思う。その方々に感謝申し上げるとともに、その方々の力があったからこそのJ2優勝、22年ぶりのタイトルだと思うし、静岡をあげて、更に言えばエスパルスを愛するすべて方々の力をあげて2024年シーズンを戦うことができたと思っている。
年間トータルでは粘り強さ、我慢強さ、勝負強さ、自分たちから崩れないということは、日々のトレーニングで選手たちが必死になってやってくれたこその結果だと思うし、クラブスタッフ全員が、エスパルスをもっと良くするんだ、強くするんだと、営業担当、ホームタウン担当、洗濯のスタッフも含めたすべての方の力で勝ち獲ったと思っている。ただ、今日のゲームは未来を見せる、未来に光を灯すような試合にしたかったが、正直言ってそれが見えなかったし、ガッカリするゲームだった。もっとトレーニングしなきゃいけない、1つのパス&コントロールにもっとこだわってやらなければいけない。今日のようにあれだけボールロストしていたら恐らくJ1だったら5-0くらいでやられていたなという感覚であり、相手のシュートミスに助けられただけのように私の目には写った。とくに、今日のゲームに出た若手の選手たちは、もっともっと日常から意識して変えなければいつまで経っても試合に出られることはない、もっと言えばクラブの未来が明るいものにはならない。こういう悔しい思いをしたからこそ、よりトレーニングに熱が入ると思うので、残念ながら今日で活動は終了するが、また高い意識をもって来季のスタートの時に良い顔で来て欲しいと思う。
――最終節を勝って終わったことの意義。
本当に今日は勝って良かった。あと、後半になってもう一度システムを含めて修正し、もう一度我々らしい、前から圧力をかける、ボールを動かすという部分に関しては、後半点を取るまでの時間帯はグッと持ち直した。そこは評価に値する。全部が上手くいくわけではないし、90分間の中で波がある中で、しっかりと悪い時間を耐え、悪いゲームでも勝ちをモノにするという、1年間ずっと言い続けてきた勝負強さに関しては、今日もクリーンシートで素晴らしかったと思う。ただ、やはり内容に目を向けると、これで本当にJ1で戦えるのかという内容だったので、もっともっと意識を高く、より高いレベルを目指しながら、J1に安定的に居続けながら、どうチャンピオンを狙っていくのか。もっともっと我々の意識を含めて、スタッフのイメージも含めて全員で変えていきたい。
――今日選んだメンバー18人の意図。
欲張りなので、いろんなもの取りに行った。もちろん勝つことが大前提で、勝ちも取りに行ったし、来年J1で戦うにはどうするのか、もっと言えば3年後、5年後、未来を背負う選手たちは誰なんだ、清水エスパルスの未来を担うべき選手は誰なんだということも踏まえ、選手たちの成長も取る。そういった意味では、残念な選手は何人かいたし、逆に言うと(成岡)輝瑠は非常に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。J1に行ったら彼のレベルでスタンダードだと思うので、あれ以上のハイパフォーマンスをベテランだろうが中堅だろうが若手だろうが、しっかり出せるようにまた来季やっていきたい。
――来季のJ1に向けて、今季積み上げてきた中で継続すべきところ。
まずは1日1日を継続して、どれだけ100パーセント集中してトレーニングできるかどうか。やはり清水エスパルスのエンブレムを背負ってる選手たちはどんな時も手を抜かない。当たり前のことを誰よりもやる。人が嫌がることを率先してやる。凡事徹底というところで手を抜かず、ズルをせず、しっかりとやりきるところは引き続きやっていきたいし、それがきっと今季のような勝負強さや我慢強さ、自分たちから崩れないタフなメンタリティに繋がると思う。トレーニングの中だけではなく私生活も含めて、しっかりと全員で襟を正しながらやっていきたい。
――ハーフタイムの指示について。
まずはあれだけイージーなボールロストが多ければフットボールならないという話。特に前の選手の収まり全然良くなかったし、失った後の切り替えも遅かった。あとは後ろが少し怖がってラインが下がった分、2センターバックが遊んだり、後ろで人を捕まえる選手がいなかったので、中盤の選手は常に数的不利でプレッシングに行くことになり、全然プレスがハマらずズルズル下がって良いところが一つもなかった。もう一度勇気を持ってコンパクトにして人を掴みに行くことやボールへ圧力をかけていくことをしなければ、ズルズルと押し込まれるゲームになってしまう。奪った後も足が残っていないので技術的にミスが出るなど悪循環な前半だったので、もう一度勇気を持って人を掴みに行く、もう一度我々らしく前向きに守備する、ボールを奪ったらしっかりと収めてキープして、止める、蹴る、運ぶ、外す、受けるといった部分、フットボールの基礎基本のところを見直そうという話をした。後半は非常に良い修正と働きをしてくれたと思っている。
――監督業として感じる自身の成長。
僕らの世界はやはり結果が全てなので、昨季は結局何も勝ち取ることができなかった。そういうシーズンにしてしまったのは、監督である自分の責任以外何でもない。そういった意味で今季は成功体験としてタイトルを獲れたことや、勝ち星が一番多かったこと、勝負強さみたいなものを養えたというところは選手の成長を感じるし、本当に僕は選手たちの成長の手助けをしているだけだと思っている。育てた、育成したなんて、そんなおこがましいことは全く思っていないので、選手の成長スピードや角度がより上がるように、少しでも手助けをしたいし、勝利するために何が必要なのかを、また意思統一を図りながら、全員で同じベクトルを向けながら、来季やっていきたいと思う。
――退団が発表された権田選手のチームへの貢献について。
皆さんがご存知のように日本を代表する最高のゴールキーパーであり、意識の高さや練習量で自分だけではなくて仲間、チーム、クラブがどう良くなるのかという常に高い目線を持っている選手。ゴンちゃんのおかげで我々スタッフも成長することができたし、クラブをどう発展させるか、チームをどう良くするかという点において力を出し惜しみすることなく協力してくれた偉大な選手だった。ゴンちゃんがいなくなっただけで、クラブの成長スピードが止まってしまっては、ゴンちゃんがやってきた4年間が無駄になってしまう。彼が必死になってクラブのために残してくれたものを我々がちゃんと引き継いで、それがよりブラッシュアップできてクラブとして発展できるように、彼の意志を引き継いでやっていきたい。