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【G大阪戦プレビュー】~ゴールデンウイークで賑わうサポーターに勝利を届けよう~

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前節は、4日前のカップ戦の再戦となる仙台戦。ルヴァンカップのメンバーから11人を入れ替えて戦うことになった。前半は、チームとして取り組んだ修正が上手くいき、ボールを支配したのはエスパルスだった。しかし、それも後半になると一変する。57分、エイリア内で三田啓貴を倒してしまいPKを献上すると、これをクリスランに決められて先制を許す。さらに67分には、永戸勝也のグラウンダーのクロスに、守備陣が対応できず中央で再びクリスランに合わされて2失点目。最後も、石原直樹のクロスに菅井直樹に飛び込まれ3失点目を喫した。どれも防げたかもしれない失点で、エスパルスはまたしてもアイスタで勝利を収めることができなかった。

ただ、それよりも小林伸二監督が悔しがるのは、1点も取れなかったこと。その気持ちは選手たちも同じだったようだ。それが今週の練習にも反映されていた。

モチベーションの高い練習をしていた。前節はあれだけやっていて負けたという悔しさがあったと思う
と緊張感のある雰囲気で、「1点を取りに行く」という練習を繰り返した。リーグでは開幕以来となる無得点試合となった前節から、いかに得点にこだわりを見せられるかがこの試合のカギになる。

前節G大阪は、元エスパルスの選手の活躍が目立った試合でもあった。ACLも戦うG大阪は前線のタレントを上手く調整し、この日は長沢駿、アデミウソンはベンチスタート。前半はG大阪、横浜FM揃ってシュート数が3本ずつと落ちついたゲームだったが、ゲームが動いたのは、やはり2人が投入されてからだった。59分に同時投入されると、まずは右サイドからのクロスに長沢がワントラップからシュート。64分には、ショートコーナーからのクロスにアデミウソンがワントラップからボレーシュートでゴールを脅かす。その直後、素晴らしい連携からゴールが生まれる。藤本淳吾のスルーパスに、藤春廣輝が抜け出してゴール前に転がすと、GKの前に飛び込んだのは長沢。長沢はヒールで後ろに落とすと、GKは完全にゴールを空けてしまい、そのボールを堂安律が押し込んだ。G大阪は、この1点を守り抜き2位をキープしている。

この強豪を相手にすることで、エスパルスにとっても今の力を試される試合になるだろう。チーム状態としては決して良いとは言えない中でも、ここから這い上がっていかなければいけない。昨季J2でもこういう時期はあった。しかし、そこを乗り越えた時に、チームは一回り大きくなり、後半戦はほとんど負けていない。前節の試合後、角田誠が、
もう一度自分たちを見つめ直すチャンスかなと思う
と語ったように、ここが正念場だ。

今節はゴールデンウイーク真っ只中で行われる。今季のエスパルスはアウェイで3勝1分1敗と得意にしているが、大阪にも詰めかける多くのサポーターの前で勝ち点を、さらに勝利を届けることが求められる



 公式モバイルサイトでは、小林伸二監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


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2017明治安田生命J1リーグ 第10節   
5月5日(金)14:00キックオフ 

ガンバ大阪 vs 清水エスパルス
@市立吹田サッカースタジアム

<テレビ/ラジオ中継>
DAZN

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