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【磐田戦プレビュー】~ダービー再戦は、勝利が絶対条件~

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再びダービーを迎える。前回のダービーは4年ぶりの対戦となったが、終盤までに0-3とされ、後半アディショナルタイムに鄭大世のオーバーヘッドで一矢報いた試合だった。もう磐田には負けられない。

また、ルヴァンカップも第4節が休みとなり、他のチームが勝ち点を積み上げる中、エスパルスもここで勝ち点を取ってグループリーグ3位以内を目指す戦いを続けていかなければいけないところでもある。

エスパルスのルヴァンカップ前節は仙台戦。先発には、今季初出場となる竹内涼を起用し、さらには2トップの一角にはユースの新関成弥を置くなど、これまでとはまた違った戦力で戦うことになった。序盤からチアゴ アウベスがチャンスを作ると、31分には村田和哉のクロスを右足で押し込んで先制。ルヴァンカップ初ゴールを記録する。しかし、前半アディショナルタイムにフレイレが退場。後半開始直後の失点から崩れ最終的には1-3と敗れてしまい、ルヴァンカップは現在3戦3敗と沈んでいる。

対する磐田は、3日に第4節柏戦を戦っている。磐田は序盤こそ攻撃の形を見せるも、柏の猛攻に押される状態が続く。16分には、ドゥドゥからディエゴ オリヴェイラにスルーパスが通ると、ディフェンスを一人かわしてゴールに流し込んで柏が先制。その後も攻め続ける柏だが、そこからシュートが磐田ゴールネットを揺らすことはなかった。逆に磐田は、65分に川辺駿を、さらに72分に齊藤和樹を投入すると、流れを持ち込む。直後の76分には、齊藤のクロスに川辺が合わせて同点に追いつくつと、86分にはPKを獲得。これを小川航基が決めて磐田が逆転勝利でルヴァンカップの成績を2勝2敗とした。

このダービーに向けて、選手たちも気持ちを高める。怪我から復帰し、これまで出番のなかった北川航也も、その一人。
いつ試合に出ても良い準備をしている。ダービーはジュニアユースの時から意識付けされてきたので負けられない思いはあるし、そういうチームがいることに感謝してやりたい
とプロとして初めてのダービーへの出場を狙っている。現在得失点差がマイナス4という状況。勝つためには得点が必要だが、それ以上に多くの得点が欲しいところだ。

エスパルスが、ルヴァンカップグループリーグで3位以内に入るには、このダービーで勝利は絶対条件となる。その相手を小林伸二監督は、「しぶといチーム」と表現する。昨季磐田は、苦しいシーズンを乗り越え、その経験が「それが今の肥やしになっている」(磐田)と見ている。では、エスパルスには、その粘りがないのか。そんなことは無いだろう。昨季も、J1自動昇格の2位以内に向けて崖っぷちの状態から、9連勝で2位に浮上するなど修羅場をくぐり抜けてきている。この状態から這い上がることも不可能ではないはずだ。これまでホームで戦うダービーは、04年以来12戦負けなし。その相性の良さを生かし、チーム一丸となって、まずはルヴァンカップ1勝。そこから奇跡の追い上げを見せたい。



 公式モバイルサイトでは、小林伸二監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


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2017 Jリーグ YBCルヴァンカップ グループステージ 第5節   
5月10日(水)19:00キックオフ 

清水エスパルス vs ジュビロ磐田
@IAIスタジアム日本平

<テレビ/ラジオ中継>
スカパー!(ch.800)/スカパー!プレミアム(ch.580)

公式モバイルサイトでの『LIVEテキスト速報』でもお楽しみいただけます。 

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