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【柏戦プレビュー】~ホーム4連勝へ。したたかに戦おう!~

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エスパルスは、前節C大阪と対戦した。前半に24分にコーナーキックから、さらには33分にはフリーキックからと、セットプレーで立て続けに失点するという苦しい状況。しかし、この状況を打開したのは、昨季終盤9連勝のスタートとなった第34節C大阪戦で活躍した2人だった。松原后のドリブルで得たPKを金子翔太が落ち着いて決めて反撃の狼煙を上げる。さらに、60分にはスローインを受けた北川航也が反転してシュート。これがゴールに突き刺さり、ついに同点。北川は、73分にも松原のクロスにヒールで合わせる芸術的なゴールを決めて、今季初の逆転勝利でC大阪を首位の座から引きずり下ろした。

好調なチームを支えるのは、リーグ前半戦でなかなか活躍できなかった選手たち。北川は今季初先発で初得点、そして逆転となる貴重なゴールを決めるなど、
ここまでなかなか結果出せず、サポーターの皆さん、監督にも申し訳ない気持ちだった
と悩んだ末に、チームを勝利に導く活躍をしている。また北川と2トップを組んだ長谷川悠も、その1人。オフサイドで取り消される幻のゴールもあったが、前節試合後、周囲とのコンビネーションが良好になってきていることを実感している。先発に定着し始めた第18節G大阪から、その存在感は日に日に増しており、今節が古巣対決ということもあり、より気合いの入る試合になるだろう。この2人には引き続き期待が高まる。

柏は、前節鳥栖との対戦。柏にとっては受け入れがたい試合になった。まず22分、柏にとっては最大のピンチを迎える。右サイドの原川力のクロスに、のところでビクトル イバルボががら空きのゴールの押し込むだけという状況。ところが、シュートは上手く当たらず、枠を外れるという幸運に恵まれる。それ以外はほぼ柏のペースになった。しかし立ちはだかるのはGK権田修一の壁。それでも、80分には伊東純也が抜け出して、GKをかわしシュートも、ゴールを捉えることができなかった。柏は20本ものシュートを放ちながら無得点でドローに終わっている。結果、順位も3位から5位に後退した。

さらに、90分に2枚目のカードをもらったディエゴ オリヴェイラ、94分に同じく2枚目となったキム ボギョンは、今節に出場することができない。今節は、強烈な存在感を放った2人の外国籍選手がいないということはエスパルスにとってどのような影響を与えるのか。

一方エスパルスは、六平光成が出場停止明けとなる。前節は枝村匠馬がボランチに入り、
攻守のバランスをとっていた
という言葉通りチームをコントロールしていた。六平が戻ってきたことにより、ボランチの層はかなり厚くなってきた。加えて9日に加入が発表された増田誓志が、今節から出場が可能に。それ以外のポジションでも、怪我から復帰を目指している選手を除くと、ほとんどの選手のコンディションが良く、今では誰が出ても活躍できる状態になっている。

エスパルスにとって前半戦は4勝に終わったが、柏戦はその中の1つ。苦しい試合ながらも耐え抜き、先制、そして終了間際カウンターから1点を奪って完勝した。

柏と対戦するチームは、どのチームもボールを持たれることが多いと思う」(六平)
という展開は覚悟しつつ、チャンスを逃さないこと。前回対戦と同様に、したたかに勝利を狙いたい。



 公式モバイルサイトでは、小林伸二監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


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2017明治安田生命J1リーグ 第22節   
8月13日(日)18:00キックオフ 

清水エスパルス vs 柏レイソル
@IAIスタジアム日本平

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