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【髙橋大悟選手 来季新加入内定記者会見】会見レポート

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本日、神村学園にて、神村学園高等部 橋大悟選手の来季新加入内定記者会見を行いました。
コメントは以下の通りです。


■神村裕之 神村学園高等部校長
髙橋大悟君は屋久島の小学校から私共中等部にサッカーのプロ選手になりたいということで入学をしてきました。それから6年になりますが、自分の夢であるプロサッカー選手になるという夢を叶えてくれたということで、本人はもとよりご家族の皆様も大変お喜びだと思いますし、我々神村学園にとりましても大変誇らしいことです。これから彼に続き、第2、第3のプロ選手が育成できるように、これを励みとしてさらに頑張っていきたいと思います。

■有村圭一郎 神村学園高等部サッカー部監督
彼は屋久島出身で、中等部、高等部に在籍しました。小さい頃からの夢であるプロの生活を清水エスパルスさんでできることを非常に待ち遠しく、また嬉しく思っていると思います。自分が掲げたプロの世界で戦っていくわけですから、今度は鹿児島の子供たちに夢を与えられるような選手として、エスパルスで一所懸命頑張ってもらいたいと思っております。
まだ高校選手権も残っておりますし、本人もそこに向けて今頑張っておりますので、今後も温かく見守っていただければ助かります。今後ともよろしくお願いします。

■内藤直樹 エスパルス強化部長
9月21日、22日と仮契約を髙橋選手と済ませまして、来季の戦力として私たち清水エスパルスに新加入することが決定しましたことをご報告申し上げます。左利きで、高校のリーグ戦でも得点王争いをしているという得点力に目を付け、来季の戦力として活躍してもらうことを期待しています。

■髙橋大悟選手
自分の小さい頃からの夢だったプロサッカー選手という職業に就くことができて、すごく嬉しく思います。そして、清水エスパルスという歴史あるクラブでサッカー選手としてスタートできることもすごく嬉しく思います。僕は屋久島から出てきて、神村学園に入って多くの方々の支えをもらって今ここにいると思うので、たくさんの方にこれから恩返しができるように、精一杯頑張りたいと思います。


<Q.清水エスパルスの印象は?>
キャンプと練習に参加させてもらって、(エスパルスは)細かいパスをつなぐチームで、神村学園でもやっているような印象で、自分に合ったチームだと思いましたし、すごい雰囲気が良くてここでサッカーをしたいという気持ちが強くなりました。

<Q.プロとしての目標は?>
やはり、まずはしっかり努力をして1試合でも多く試合に出ることです。一人のサッカー選手として目指すところは日本代表だと思うので、そこは自分の一番大きな目標です。

<Q.プロの選手として対戦してみたい選手は?>
同じ鹿児島から今年一緒にプロに入る鹿児島城西高校の生駒選手と、いずれ一緒に戦ってみたいと思います。

<Q.エスパルスに入団が決まったときの率直な気持ちは?>
涙が出そうでした。自分の小さい頃からの夢だったので、嬉しかったです。

<Q.屋久島からJ1として初めての選手であり、屋久島で頑張る子供たちの夢になると思うが?>
屋久島でサッカーをしている小さい子供たちがハンディを感じていたりということが僕も小学生のときにあったので、そういう子供たちに少しでも勇気だったり希望を与えられたらいいなと思います。

<Q.小柄だが同じ小さな子供たちにどんなプレーをして、どんなメッセージを与えたいか?>
僕は体格が恵まれなくて、よく他の選手と比べられますが、逆にそこは自分の中で良かったと思っているので、こういう体格でもできるんだと小さい子たちに思わせられるようにしたいです。

<Q.まだ高校での公式戦が残っているが、それに向けての目標は?>
今一番は3年間、(中学から)6年間一緒に頑張ってきた仲間たちがいるので、その仲間と最後の選手権に出るというのが今僕の中で一番の目標なので、今は自分のことよりチームのことが最優先です。
僕は1年生から試合に出させてもらって、1年、2年の時に悔しい想いをして、悲しい想いをさせてきてしまった先輩たち、その保護者の方も見てきているので、今年は色々な人に悲しい想いをさせないために優勝という目標があります。

<Q.家族への想いは?>
小学校6年生のときに島を出る決意をして、僕を止めずに送り出してくれたので、すごい感謝していますし、ここに来てからも支えてくれてきたということも今やっとわかってきたので、本当に親には感謝しかないです。

<Q.自身の選手としての良さをプロでどう生かしていきたいか?>
やはり自分の良さはシュートや得点だと思います。プロは結果の世界だと思うので、結果を大事に求めて頑張っていきたいと思います。

<Q.勝負したいポジションのこだわりは?>
得意としているのはトップ下や1.5列目だと自分では思っているので、そこで勝負したいです。


<Q.髙橋選手の評価した点は?>
■内藤直樹強化部長
髙橋君は中学から高校に上がるときに、中学生で上手い子がいると掴んでいました。そして、高校1年からスタメンでチームの中心として、ゲームメーカーやポイントゲッターとしても活躍していて、山崎スカウトが追っていました。私も一度、プリンスリーグを観て今年2月のキャンプに呼ぶことになりました。1年からコンスタントに点に絡んでいましたが、プロのレベルでどの程度できるかが焦点でした。キャンプ参加でチームに入り、京都サンガとの試合だったと思いますが、鄭大世選手と2トップを組んで、彼は得点を取りました。今は高校生ですが、将来的にプロレベルでもできるのではないかというところが、小林伸二監督以下スタッフと協議して(獲得を)決めました。本人も体格のことを言っていますが、ポジショニングやゴールから逆算した位置がしっかり取れる、それで得点に絡めることが可能だというのが大きな要因です。あとは、だいたい高校生はプロに練習参加すると凄かったで終わるんですが、彼は自分の足りないところを分析できていることと、やろうというメンタリティーの部分、そこに高校生ではなかなか返ってこないような答えが返ってきたということでスタッフもびっくりしていました。この子だったらできるのではないかというところで期待値も高まり、獲得に至ったということです。

<Q.髙橋選手の素顔やエピソードは?>
■有村圭一郎サッカー部監督
6年間、彼を近くで見てきました。賢い子なので、何か特別教えたとか、特別したというわけでなないですが、負けん気は強いです。「まだそんな子供みたいなことしているのか」という言葉には、彼はすごく発奮します。何を言わんとするか分かって取り組んでこられた彼の努力の仕方があって、今、プロになれるような選手になったと思います。やんちゃな面を持っていますし、真面目な面も持っていますし、性格としてはプロ向きなのかなと私は思っています。

会見の様子 ©︎︎︎S-PULSE

左から、山田サッカー部部長、有村サッカー部監督、髙橋選手、神村校長、内藤強化部長 ©︎︎︎S-PULSE

フォトセッション① ©︎︎︎S-PULSE

フォトセッション② ©︎︎︎S-PULSE

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