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【甲府戦プレビュー】~昨季のライバルを撃破し、今季の成長を見せる~

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エスパルスは公式戦4試合を終え、3勝1分と未だ負けなし。続く試合はルヴァンカップ第2節、相手は昨季J1残留を争った甲府となる。レギュレーションの変更があり、J1チームとJ2チームが相まみえることになった。両者は開幕直前に非公開の練習試合で対戦している。結果は公表されていないが、実際に対戦している選手たちは感覚として残っているだろう。

甲府の外国籍選手ではドゥドゥ、オリヴァー ボザニッチなどがチームを去ったが、リーグ12試合の出場でチーム最多の6得点を挙げたリンス、昨季は不遇のシーズンを送ったジュニオール バホスが残留。昨季湘南で33試合12得点のジネイ、そして昨季までエスパルスに所属し17年途中から金沢に期限付き移籍をしていたビョン ジュンボンを獲得している。

現在J2で3試合を消化し、2分1敗と勝利を挙げることができていない。しかし、甘く見ると痛い目に遭う。ルヴァンカップ開幕戦では札幌と対戦し快勝している。33分、バホスが右サイドの裏に抜けると、平行のパス。GKと1対1となった森晃太が落ち着いて決めて先制する。さらに34分、窪田良が中盤で小野伸二からボールを奪って、そのままボールを持ち込むと左に展開、太田修介が折り返すと中央でバホスが押し込んだ。さらに、後半にも相手から奪ってカウンターを仕掛け、素早いパス回しからバホスがこの試合2点目を決めて3-0。シュート数でも甲府18本対に対して札幌が8本と強さを見せた。

甲府はリーグでは4バック、3バックを使い分けているようだが、ルヴァンカップの開幕戦は3バックだった。リーグ札幌戦も相手は3バックで臨み、そのフォーメーションのギャップを使われたところもある。札幌戦から学ぶことも多いだろう。12日の練習前に約1時間のミーティングで札幌戦の映像を確認していたようで、そこは上手く対応したいところだ。

前節のダービーではメンバーを先発11人入れ替えていた。今回はどうなるか分からない。ただ、ミッチェル デュークはルヴァンカップに出場しながら、その3日後のリーグ札幌戦に先発フル出場している。しかも、両チームで最も多い12.280kmを走るなど、連戦でも力を発揮できることを証明した。今週のリーグ戦は日曜日にあるため、リーグ戦に出場したメンバーでも出場させる可能性もあるということはヤン ヨンソン監督も示唆している。金子翔太は、札幌戦後最初の練習となった12日、
リーグ戦に出た選手は体が重たそうだったが、それでも声も出していて雰囲気も良い
と非公開での練習の様子を語っている。ここまで負けておらず良い流れで来ているため、たとえリーグ、カップと続く選手がいたとしても気持ちで乗り越えられるところもあるだろう。何より、この勢いを続けていきたいところだ。

昨季、甲府には第33節終了時点では勝ち点2差に迫られており、最終節の結果次第では立場が逆になっていた。その時点での、実力は伯仲していたと言える。しかし、今季の始動からチームの体制が入れ替わり、ここまで成長を続けている。この試合では、その違いを見せられるかというところになりそうだ。


 公式モバイルサイトでは、ヤン ヨンソン監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


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2018YBCルヴァンカップ グループリーグ 第2節   
3月14日(水)19:00キックオフ 

ヴァンフォーレ甲府 vs 清水エスパルス
@山梨中銀スタジアム

<放送>
スカパー!

公式モバイルサイトでの『LIVEテキスト速報』でもお楽しみいただけます。 

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