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【横浜FM戦プレビュー】~公式戦15連戦のスタートはアイスタで白星発進から~

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エスパルスはここまで2勝2分、負けなしで中断期間を迎えた。この2週間はケガ人が戻ってきたほか、湘南と練習試合を行っている。その練習試合では新しいフォーメーションを試し、見事2-1で勝利。エスパルスは新しい武器を手に入れるなど、この中断期間を有意義に使った。

ここまでの戦いを振り返ってみると、4試合で3失点に抑えている守備陣はもちろんだが、攻撃陣が絶好調だ。ここまで8得点はリーグ1。その中でも、金子翔太が3試合連続ゴールを決めている。金子は前節仙台戦でスーパーゴールを決めた。北川からパスを受けた金子は右足を振り抜くと、ボールは無回転のまま風にも乗ってゴール左隅に突き刺さった。30m超の距離からのミドルシュートは、DAZN週間ベストゴールにも選ばれている。

ただ、このゴールで先制したエスパルスだったが、後半は攻めあぐね70分に同点にされると、そのまま試合終了。リーグ無敗は守ったものの、勝ちきれない試合になってしまった。依然、今季アイスタ初勝利を手にすることができていない。

横浜FMはここまで1勝1分2敗。中断前の試合となった第4節浦和戦で今季初勝利を挙げた。今季は、元オーストラリア代表監督のアンジェ ポステコグルー氏を招聘して、チームの改革を進めている。GKの飯倉大樹の1試合の走行距離が7kmを超えたことでも話題となっているなど、GKを含めてラインを高く設定し、コンパクトにしてチーム全体でボールを回す。そのポゼッションサッカーが横浜FMの今季の特徴として挙げられる。

そのキーマーンとなるのは左サイドバックの山中亮輔だろう。山中は前節浦和戦でも、59分にフリーキックのこぼれからウーゴ ヴィエイラに鋭いパスを通し、そのヴィエイラがシュートを放つも、これは西川周作のファインセーブに遭ってしまう。81分には、山中が左サイドから切り込んで再びヴィエイラにラストパス。ヴィエイラはこのチャンスにようやく決めて待望のゴールが決まった。横浜FMはこの1点を守って、今季初白星。

山中と対峙することが予想される金子は、
パスのほとんどが山中選手から出るので、そこをしっかりと潰していかなければいけない
と気合が入っている。パスの供給源を断って、相手のサッカーをさせないことが大事になる。

横浜FMは、ミロシュ デゲネクがオーストラリア代表に招集されており、また立田悠悟と同じくU-21日本代表のパラグアイ遠征に参加していた遠藤渓太も、帰国して試合までの準備期間が短い。ここを横浜FMはどうするかは分からない。それでも、横浜FMには4日に加入が発表されたカメルーン代表のオリヴィエ ブマルの出場も噂されている。リーグデビュー戦となればエスパルスにとっては怖い存在になるだろう。

ここからリーグ、ルヴァンカップ合わせて公式戦15連戦がスタートすることになる。その初戦は今後を占う意味でも大事になるだろう。そこで今季リーグアイスタ初勝利、またこのところ苦手としている横浜FMからの勝利となれば、勢いに乗ることは間違いない。そのため、今節は是が非でも勝利したい試合になる。



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2018明治安田生命J1リーグ 第5節   
3月31日(土)14:00キックオフ 

清水エスパルス vs 横浜F・マリノス
@IAIスタジアム日本平

<放送>
DAZN/静岡放送
エフエムしみず

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