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【甲府戦マッチプレビュー】~富士山ダービー、リベンジへ~

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今季2度目の富士山ダービー。カテゴリーが異なるため、今のところ甲府とはルヴァンカップでしか対戦することがない。前回対戦では、アウェイでエスパルスらしくない試合をしてしまった。前半からパスをつなぐことができず、甲府に試合を支配される展開。すると、30分に森晃太に先制を許すという状況に追い込まれてしまった。後半は何とか立て直すも、ゴールは遠く敗戦。試合後ヤン ヨンソン監督が「今日はただ蹴ってしまっていた。前半、なぜそうなっていたのかは分らない」と苦言を呈する出来。今回エスパルスとしてはJ1としての意地を見せなければいけない。

エスパルスのルヴァンカップ前節は、2週間前の第3節札幌戦だった。24分にヘイスのゴールで先制されたが、前半終了間際プロ初出場となった西村恭史が前線でボールを奪ってカウンター。再びボールを受けた西村のパスから北川航也が決めて同点。さらに、後半に入ってコーナーキックから鄭大世が頭で合わせて逆転する。札幌に対しては、リーグ戦、カップ戦ともに逆転勝利となった。

一方、甲府のカップ戦前節は磐田戦。この試合は、点の取り合いとなった。21分に金園英学のゴールで先制。その後ゴール前の必死なディフェンスで得点を許さなかったが、ついに54分に山本康裕の豪快なミドルシュートで追いつかれてしまう。しかしその7分後、佐藤和弘が決めて再び引き離す。その後も攻め立ててリードを広げようとするも、終盤に落とし穴が待っていた。途中出場の荒木大吾に決められ同点。さらに荒木にアディショナルタイムにもゴールを決められて、甲府は逆転負け。3連勝を逃している。

甲府はJ2リーグで2勝3分4敗、17位となかなか波に乗れていない様子だ。直近の試合は、第9節ホーム松本戦。41分に松本セルジーニョのシュートをディフェンスがクリアしきれずにネットを揺らされて先制を許すと、2試合で3得点と好調なジュニオール バホスを中心に松本ゴールに迫るが1点も奪えないまま試合終了の笛を聞くことになった。

上記のように、甲府はリーグ戦での不調から、このルヴァンカップへの位置づけが難しいものになっている。他のチームと比べると、カップ戦のあるこの期間は過密日程になってしまい、リーグ翌節の第10節は愛媛で再びアウェイゲームとなる。そこをどう乗り越えてくるのかということになる。それでも、17年に甲府でプレーした兵働昭弘は、
吉田達磨監督になって1年間やってきたことが浸透してきている
と警戒する。メンバーが変わろうとも甲府のパスサッカーに乱れがなかったことは、前回対戦で見てきたはず。相手のサッカーをさせず、逆に今度こそエスパルスらしいサッカーで相手を翻弄したい。

現在ルヴァンカップグループステージBグール―プは、エスパルス、甲府、磐田の3チームが勝ち点6で並び1位となっており、大混戦の状態。ここで甲府との対決で勝ち点差を3にすれば、2位までに与えられるプレーオフステージ進出に近づくことになる。グループリーグも後半戦に入り、ここから1試合1試合が大事な試合になるだろう。



 公式モバイルサイトでは、ヤン ヨンソン監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


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2018YBCルヴァンカップ グループリーグ 第4節   
4月18日(水)19:00キックオフ 

清水エスパルス vs ヴァンフォーレ甲府
@IAIスタジアム日本平

<放送>
スカパー!

公式モバイルサイトでの『LIVEテキスト速報』でもお楽しみいただけます。 

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