エスパルスは、昨年に引き続きタイにおけるCSR活動(社会貢献)の一環として、鈴与タイランド、アイエイアイ、アイテック、ハラダ製茶、イハラニッケイ化学工業のご協賛をいただき、児童養護施設の子どもたちを招待してサッカークリニックを実施しました。
今年は、エスパルストップチームから滝裕太選手、髙橋大悟選手、エスパルスサッカースクールから今泉コーチ、井上コーチが参加しました。
1日目となる15日(土)午前は、ムラニティ・チュワイルアデック・ガムプラーコンサタリー・タイモスリム・ヘーン・プラテートタイを招待して、バンコク市内の「J-Pressフットサルコート」にて実施。午後はノンタブリー県に場所を移し、バーン・デックチャーイ・パケットの子供たちを対象に、同団体施設内の運動場にて実施しました。
午前のクリニックでは、開催に先立ち、ご協賛いただいた鈴与タイランドの櫻井隆志社長より、ご招待施設へ記念タペストリーが贈呈されました。その後、参加者全員で集合写真を撮影し、クリニックがスタート。
参加者の中には、昨年も参加してくれた子もいて、すぐに打ち解け、元気いっぱいのクリニックを行うことができました。言葉は通じなくても、滝・髙橋両選手とも子どもたちに積極的に話しかけ、みんなを笑顔にしてくれました。
トレーニングの最後に行われたミニゲームでは、みんなが全力プレーでサッカーを楽しみました。選手たちは、良いプレーが出るとハイタッチで喜び合い、子どもたちは嬉しそうにハイタッチを返していました。
トレーニング後には、滝選手から「楽しかったし、普段は経験できない体験をさせてもらってパワーをもらいました。言葉は通じなくても表情で通じることはできると感じました。お互い日本とタイの代表として戦える可能性は持っているので、一緒にできれば嬉しいです」と、また高橋選手からは「短い時間でしたが楽しかったです。ボール一つで言葉が通じなくても友達になれました。これから色々な事があったとしても楽しくやっていきましょう。またどこかでみんなに会える日を楽しみにしています」と、子供たちにメッセージを送りました。
バンコクから約1時間半かけて移動した午後のクリニック会場は、子供たちが生活している施設内。慣れた場所ということもあって、最初から元気いっぱいのクリニックがスタートしました。
ボールを使ったリレーや、シュート練習、選手が実演したリフティング練習など子供たちが夢中になるメニューが組まれ、みんな目を輝かせてトレーニングを行っていました。
最後のゲームは、フルコートを全面に使いボールを二つにした変則ルール。みんながゴールを目指しボールを追いかけ、白熱したプレーやファインゴールも見ることができました。
また、午前・午後とも練習後には子供たちにサインや写真攻めとなった選手たち。それを通じて子供たちとの絆もより深いものになったようでした。
【イベントレポート】「2018エスパルスフットボールクリニック in タイ」1日目
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