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【松本戦プレビュー】~ルヴァンカップ開幕戦。勝ってリーグに弾みをつける!~

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リーグ開幕戦から1分1敗と勝ち星がない。前節、G大阪戦も先制したものの、その後4点を決められてしまう。しかし、そこで気を吐いたのは交代選手だった。アディショナルタイムのフリーキックのチャンスに石毛秀樹が直接狙う。これは惜しくもバー直撃となるが、こぼれ球を押し込んだのは滝裕太。リーグデビュー戦でプロ初ゴールとなった。

自分たちのような下(の世代)から押し上げていかなければいけない」

滝のプロデビューはルヴァンカップだった。17年、当時ユース所属ながら2種登録で2試合に出場。18年は4試合に出場するも、リーグ戦は2試合のベンチ入りしたが出場はなかった。

1年目だったので、緊張の方が大きかった。2年目になって『やらないといけない』という気持ちが出てきて、その感情を上手くピッチ上で表すことができるようになってきた
と話すように、強い気持ちで出場を目指し、ようやくリーグ戦の出場が叶って結果を残してみせた。

そんな若手が飛躍する大会。昨季は、ユースから昇格した伊藤研太、高卒ルーキーの西村恭史、髙橋大悟選手が、この大会がプロデビューとなった。今年も西澤健太、梅田透吾がプロデビューを狙うことになる。そして、もちろん若手だけでなく、リーグ戦に出場するために激しいポジション争いをしている選手たちのアピールの場にもなるだろう。

対戦する松本は、昨季最終節で他会場の結果を見ながら余裕の戦いをして、徳島と0-0のドローで終えてJ2を制覇した。松本は、15年以来4年ぶりのJ1に主戦場を移すことになる。その松本は、今季開幕戦は磐田と対戦して1-1のドロー。第2節では同じく昇格組の大分と対戦して1-0で勝利している。反町康治監督は12年から松本を指揮し、今季で8年目。堅実な戦い方も、もはやお馴染みだろう。

エスパルスとしては松本に、これまで公式戦で一度も勝ったことがない。初対戦となった15年の第3節では、0-1松本にJ1初勝利を献上。さらに、その年はアウェイでも0-1で敗れている。翌年J2での対戦も、第3節で引き分けたものの、第33節では0-1で敗れた。ここまで4戦して1分3敗と完全に鬼門となっている。しかも、今まで1点も奪えていない。だからこそ、あの堅いディフェンスを破って1点を先制すれば、今までにない展開が見られるだろう。逆に先制されて守られてしまう形が、一番やってはいけない戦いになる。

昨季ルヴァンカップの成績は3勝1分2敗で勝ち点10。2位甲府と勝ち点で並んだが、甲府との直接対決の結果で12年以来のグループリーグ突破はならなかった。「今季こそ」という思いは、エスパルスに関わる全ての人の願いだろう。その第一歩となる今節。勝って、リーグ戦に弾みをつける上でも勝利が欲しい。


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2019JリーグYBCルヴァンカップ グループリーグ 第1節   
3月6日(水)19:00キックオフ 

松本山雅FC vs 清水エスパルス
@サンプロ アルウィン

<放送>
スカパー!

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