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【札幌戦プレビュー】~北の大地で今季初勝利を~

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エスパルスは、現在まで公式戦で1分2敗と勝利がない。リーグ開幕はドローで勝ち点1を手にして戻ってきたが、前節G大阪戦は完敗。中村慶太の移籍後初ゴールで先制するが、そこからミスも絡んで一挙4点を奪われるなど苦しい展開になった。アディショナルタイムに滝裕太のゴールで1点を返したが時すでに遅し。2-4という厳しい現実を突きつけられた。今節の3日前に行われたルヴァンカップ松本戦でも、序盤に先制される展開から、ヘナト アウグストのエスパルスデビュー戦初ゴールが決まって同点に追いつくも、終了間際にゴールを決められて敗れた。

ここで迎える札幌戦。昨季の札幌ドームでの対戦は、今季と同じ第3節だった。15分、ジェイのゴールで先制されるが、26分に金子翔太のクロスを受けたクリスランがゴール前で粘って押し込んだ。さらに、48分には松原后のクロスを合わせた金子翔太のゴールで逆転。そして、67分。クリスランの落としを河井陽介がダイレクトに叩き込む技ありゴールで3点目。それまで札幌には、16年から公式戦で5連敗と苦手にしていたが、この勝利でようやく流れが変えることができた。攻撃陣が強烈なインパクトを残した北の大地で今回も勝利し、浮上のきっかけをつかみたい。

一方札幌にとっては、ホーム開幕戦になる。リーグ前節は浦和戦で、ペトロヴィッチ監督にとって古巣対決となった。2分、アンデルソン ロペスのサイドチェンジを左サイドで菅大輝が受けて、再び前線のロペスに入れる。ロペスは裏のスペースに浮球のボールを送ると、飛び込んだのは鈴木武蔵。上手くボールを落としてGKと1対1を制した。さらに27分、前線でボールを奪うとチャナティップがスルーパス。再び鈴木が抜け出して、ゴールに流し込んだ。リードされた浦和は61分に反撃。左サイドに山中亮輔のクロスに、中央で興梠慎三が合わせ、ボールは右サイドギリギリに飛ぶが、これをク ソンユンのファインセーブでしのぎ、守備も最後まで集中を切らさなかった。札幌としては今季初勝利をして、ホームに戻ってくることになる。

新加入の鈴木とロペス、ここにチャナティップという前線の3人は脅威になるだろう。特に鈴木は昨季長崎に移籍して覚醒し、11得点を挙げて自身初の二桁ゴールを記録している。この移籍後初ゴールを含む2ゴールで勢いに乗っていることは間違いない。札幌は開幕の湘南戦では無得点に終わったが、前節はその3人との連携が噛み合い、前線で面白いようにボールがつながるなど、ペトロヴィッチ監督が思い描くようなサッカーを見せていた。昨季4位という成績は伊達ではない。

エスパルスとしては、アウェイ2連戦の2試合目という過密日程での試合。総力戦となることは間違いないが、何よりも大事なことは、チームとしての一体感だ。前節のようにミスが起こるのは、この連戦が続く中では仕方のないこと。だだ、それをチーム全体でどれだけカバーするかということがカギになるだろう。今季初勝利を挙げ、笑顔で静岡に戻って来たい。


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2019明治安田生命J1リーグ 第3節   
3月9日(土)14:00キックオフ 

コンサドーレ札幌 vs. 清水エスパルス 
@札幌ドーム

<放送>
DAZN


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