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【G大阪プレビュー】~この状況を、逆にチャンスだと思える選手がどれだけ現れるか~

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リーグ戦では開幕から6戦勝ち無しと苦しんでいる。前節・FC東京戦も北川航也の開幕戦以来のゴールで先制するなど悪い流れではなかったが、75分にナ サンホ、86分にディエゴ オリヴェイラに決められて逆転負け。きっかけが掴めないでいる。

そのような状況で迎えるルヴァンカップ。前節、3月13日に行われたルヴァンカップグループステージ第2節は今季最初のダービーとなった。前半はエスパルスのシュートが1本、磐田が3本と堅い試合になる。ゲームが動いたのは、後半始まってすぐだった。相手GKからのパスコースにエウシーニョが入ると、ワンタッチで前に転がす。GKにプレスをかけていた滝裕太が前線に残っており、無人のゴールに流し込んだ。滝のルヴァンカップ初ゴールで先制。この1点を最後まで守りきったエスパルスが公式戦今季初勝利を挙げた。

この勝利が、4日後に行われたリーグ第4節神戸戦につながっている。序盤からエスパルスのペースが続き、49分にミスからルーカス ポドルスキにゴールを決められてしまうが、88分に鄭大世のゴールで追いつく。その後もチャンスを作り、試合を通して見ればエスパルスが勝利してもおかしくない試合をした。また、その前まで大量失点が続いていたエスパルスの守備陣も見違えるような出来だった。カップ戦とリーグ戦ではメンバーも違ったが、それでもチームの中での雰囲気は伝わるものだ。ここで勝利を収めて、リーグ戦に勢いをつけたい。

一方、G大阪のルヴァンカップ第2節は松本戦。序盤にG大阪はゴール前でハンドを取られてFK。6分、宮阪政樹の蹴ったボールはバーを叩いて、ゴールに飛び込み先制を許してしまう。不運な形で失点したが、31分だった。小野瀬康介のカットからファン ウィジョがディフェンスの裏に抜け出して、ゴール前にボールを転がす。ここに走り込んだ小野瀬がゴールに流し込んで同点に追いつく。その直後、アデミウソンが中盤でボールを奪い返すとドリブルで持ち上がる。最後はスルーパスからファン ウィジョが押し込んで、一気に逆転に成功した。後半はゴールこそならなかったが、アデミウソンを中心としてチャンスを作ったG大阪が最後まで点差をキープして勝利。ルヴァンカップ初勝利を挙げた。

G大阪もリーグ戦では2連敗中と流れが悪い。特に、以前のエスパルスのように第5節神戸戦では4失点、広島戦では完封されたうえ3失点を喫するなど守備のバランスが崩れているようだ。攻撃陣が好調なエスパルスとしては、ここを突いていきたい試合になる。

グループステージDグループは1勝1敗、得失点差0で4チームが並ぶという大混戦となっている。この状況を抜け出すのはどのチームになるのか。そして、この試合からリーグ戦への大爆発につなげるチームはどこになるのか。それはもちろんエスパルスしかない。
西部洋平は、
「個人として、このルヴァンカップで結果を出すこと。そしてリーグ戦に出場して、そこでも結果を出してやるという気持ちでいる。下からプレッシャーをかけて、少しでも緩んでいたら代わってしまうんだと思わせなければいけない」
と話す。リーグ戦で勝てていない現状を、逆にチャンスだと思えるような選手がどれだけいるのか。それにかかっている試合になるかもしれない。



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2019Jリーグ YBCルヴァンカップ グループステージ第3節   
4月10日(水)19:00キックオフ 

清水エスパルス vs ガンバ大阪
@IAIスタジアム日本平

<放送>
スカパー!

公式モバイルサイトでの『LIVEテキスト速報』でもお楽しみいただけます。 

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