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【松本戦プレビュー】~2戦連続の勝ちロコに向けて~

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エスパルスのホーム3連戦、2戦目はルヴァンカップグループステージ第4節松本戦となる。10日に行われた前節はG大阪戦。5分にセットプレーから三浦弦太に頭で決められるという苦しいスタートだったが、エスパルスは19分に反撃。滝裕太のシュートはGKに足で止められるが、こぼれ球を北川航也がシュートを放つもディフェンスにクリアされる。しかし、再びセカンドボールを拾って、ゴール前にボールを送ると、最後は髙橋大悟のシュート。ここで倉田秋が手で止めてエスパルスにPKの判定。北川が落ち着いて決めて同点に追いついた。倉田の退場で1人多いエスパルスが、ここから一方的な展開となるが、最後までゴールを決めることができず。試合は1-1のドローに終わった。

グループステージも1周目を終えた時点で、エスパルスは1勝1分1敗の勝ち点4で2位タイ。前節は勝ち点3を奪えるチャンスが十分にあっただけに、もったいない試合になってしまった。ただ、ここから残り半分、グループステージ突破の可能性はまだまだ残っている。

松本は現在1勝2敗、勝ち点3で最下位に沈んでいる。前節磐田戦は雪が残る中で行われた。22分に、中野誠也のクロスを中山仁斗に頭で合わされて先制を許すと、後半開始直後の47分にゴール前の混戦を山本康裕に押し込まれて2点差。しかし59分、杉本太郎がエリア外からミドルシュートを突き刺さして松本が1点返す。その後同点のチャンスもあったが、後半アディショナルタイムだった。中山にこの日2点目となるゴールを許して力負けとなった。

エスパルスにとって、松本には苦い思い出がある。それは前回対戦のことだ。5分に、エリア内でボールを受けた高崎寛之が粘って落とすと、安東輝のシュートは何とかブロック。しかし、こぼれ球を町田也真人に押し込まれて出鼻をくじかれてしまう形になった。しかし、そこから落ち着いて試合を進めると、56分だった。左サイドの水谷拓磨から中央の鄭大世へ、そして、右サイドのヘナト アウグストへとボールをつなぐと、ヘナトが一度切り替えして左足の鋭いシュートがゴールに向かう。ボールはゴール左に収まり同点に追いついた。ヘナトはエスパルスでの初出場、初得点となった。ところが、試合終了間際の89分、高崎にミドルシュートを決められて、エスパルスは勝ち点を落とした。松本には、これまで公式戦で一度も勝ったことが無い。それどころか、前節のヘナトのゴールが松本に対して初めての得点だった。エスパルスとしては完全に鬼門になっている。

この試合に挑むのは、15日に行われたFC岐阜との練習試合に出場していたメンバーが主体となる。その45分×2本で行われた試合は、1本目に2失点。さらに2本目に入っても失点はとまらず、試合は0-4と大敗のペースで進んでいた。しかし、28分に西澤健太のゴールで息を吹き返すと、31分には髙橋が、その直後にドウグラスの目の醒めるようなミドルで1点差。アディショナルタイムにコーナーキックから鎌田翔雅の豪快なヘッドが決まってドローに持ち込んだ。攻撃に関して問題はない。課題は4失点を喫した守備。ヤン ヨンソン監督は、
(岐阜戦後に)映像を見返して、70分に4失点しているが、そこで良くないところは指摘した。改善ポイントは選手に伝えているので、そこから学習してもらうことに期待している
と話している。前節、リーグ戦では初めて無失点試合となった。カップ戦も続けて無失点に終え、リーグ戦に続き試合後に勝ちロコを決めたいところだ。


 公式モバイルサイトでは、ヤン ヨンソン監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


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2019Jリーグ YBCルヴァンカップ グループステージ第4節   
4月24日(水)19:00キックオフ 

清水エスパルス vs 松本山雅FC
@IAIスタジアム日本平

<放送>
スカパー!

公式モバイルサイトでの『LIVEテキスト速報』でもお楽しみいただけます。 

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