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【神戸戦プレビュー】~相性の良い神戸戦で、後半戦の好スタートを~

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リーグ前節、鳥栖戦は序盤から点の取り合いになった。9分に原川力の直接フリーキックを決められて先制を許したが、5分後にドウグラスのゴールで同点に追いつく。しかし、そこからフェルナンド トーレスの連続ゴールで突き放されるも、26分にヘナト アウグストのリーグ初ゴールで1点を返して後半を迎える。巻き返しをはかるが、65分にミスから高橋秀人に押し込まれ2-4で敗れた。

チーム全体として体が重く、エスパルスのサッカーの基本となる走力が発揮されなかった。篠田善之監督は「データ的には、走行距離もスプリント回数も、前節よりも減っている。距離はともかく、スプリントの回数が少ないのは、自分たちの判断が遅かったからだと思う」と話す。篠田監督就任からここまで、負け無しが続いていたが、今節が仕切り直しの試合になる。

続く天皇杯は長野に苦戦しながらも1-0で勝利。トーナメントの初戦に特有の難しさもありながら、河井陽介のゴールで何とか勝利している。リーグ戦から代わって入ったメンバーの中でも、個人の良さを発揮した選手もおり、「良いパフォーマンスをした選手は使いたい」と指揮官が話しているように、このリーグ戦での出場もあるかもしれない。

神戸のリーグ前節は名古屋戦。エスパルスと同じく打ち合いの試合となった。27分にダビド ビジャのゴールで先制したが、後半から試合は激しく動いた。58分にはエドゥアルド ネットの鋭いクサビで中央から崩され、最後は和泉竜司のシュートで同点に追いつかれるが、63分にはアンドレス イニエスタのコントロールされたミドルシュートで突き放す。しかし、その3分後にGKとDFの連携ミスを突かれて宮原和也に押し込まれて同点。ところが、その直後にその宮原のファウルでPKのチャンスを得ると、イニエスタが決めて勝ち越し。それでも、77分に中谷進之介のゴールで3度の同点に。ただ、攻撃陣では神戸の方に迫力があった。80分には、ビジャが自ら倒されて得たPKを決めて4点目。最後は、小川慶治朗のゴールでダメ押し。神戸がシーソーゲームを制した。

神戸は、続く天皇杯2回戦北九州戦でも、前半に安井拓也のゴールで先制すると、後半に入って小川のゴールから、いつものように圧倒する展開になった。64分には田中順也がコーナーキックからの混戦を押し込んで3点目。80分にはセルジ サンペールのプロ初ゴールで4点目。圧勝だった。神戸は先発メンバーを全員入れ替えて臨んだが、攻撃力は相変わらずだ。

神戸は、第15節からトルステン フィンク監督が就任して、ここまで公式戦3勝1分と負けていない。一時は公式戦9連敗と苦しんでいたが、新監督のもと見事に立て直してきている。ただ、エスパルスがつけ入る隙があるとしたら、神戸は失点が多いというところだろう。エスパルスも、他チームのことを言える順位にいるわけではないが、神戸は29失点で下から2番目の成績。神戸の豪華攻撃陣を封じることができれば、カウンターで得点を奪うことはできるだろう。よって、問題は後ろがどれだけ耐えられるかが勝負の鍵になる。4試合負けていない神戸戦で、後半戦のスタートを白星で飾りたい。


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2019明治安田生命J1リーグ 第18節   
7月6日(土)18:00キックオフ 

清水エスパルス vs ヴィッセル神戸
@IAIスタジアム日本平

<放送>
DAZN/エフエムしみず/SBSラジオ

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