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【名古屋戦プレビュー】~3度目の正直で、雪辱を果たす!~

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前節浦和戦の敗戦は、これまでとは違い、希望を見いだせるものだっただろう。

湘南戦と同様に3バックで戦い、安定した守備を見せていた。前半相手に打たれたシュートは21分のコーナーキックのこぼれから山中亮輔に打たれたミドルシュートのみ。このシュートで先制を許してしまうことになったが、それも相手を褒めるしかないようなスーパーなシュートだった。後半、河井陽介のクロスに西澤健太が合わせるが西川周作のファインセーブに遭って、そこで得たコーナーキック。その流れからカウンター1本で追加点を奪われてしまう。後半アディショナルタイムにティーラシン デーンダーのゴールで1点差に詰め寄り反撃の狼煙をあげるが、あと1点が遠く敗れてしまった。

だが、湘南戦に勝利した良い流れはつながっていたと言える。浦和のシュートが5本だったのに対して、エスパルスは倍以上の11本を放っている。勝敗はフィニッシュの精度の差だけだったのかもしれない。エスパルスが支配している時間が長く、自分たちのサッカーを見せていた。「良いサッカーをすることができれるようになったと思うが、今日は結果が伴わなかった」とピーター クラモフスキー監督が試合後に話していたのは、負け惜しみではないだろう。ただ、内容が良くても、勝てなければ意味がないというのもプロの世界の厳しさだ。次は内容、結果とも揃えたい。

一方、名古屋は前節G大阪と対戦した。前半は名古屋がペースを握る展開になった。21分、相馬勇紀の右コーナーキック、ニアで米本拓司がスラして金崎夢生が右足で押し込んで先制に成功。さらに、36分には最後尾の吉田豊のロングボールにマテウスが抜け出してシュートも、東口順昭の体に当たりバーに直撃。追加点のチャンスを逃してしまう。チャンスを多く作りながらも、1点のリードで後半を迎えると51分だった。自陣ペナルティアーク内でフリーキックを与えると、山本悠樹のキックが壁の間をすり抜けてゴールに飛び込んで同点に追いつかれてしまう。その後はオープンな展開になり、両チーム決定機を作りながらも得点ができずに試合は終盤に突入。87分、交代で入った遠藤保仁の浮き球のパスに小野瀬康介が抜け出し、マイナスのボールを宇佐美貴史が押し込んで逆転のゴールを許してしまう。名古屋にとっては、痛い黒星になってしまった。

名古屋はここ数試合、勝ち負けを繰り返している状態だ。また、前節先制のアシストとなった米本は43分に負傷交代しており、攻守の要を失うことはチームにとって大きい。今季川崎Fに土をつけた唯一チームだが、今現在は流れが来ているとは言えない状況だろう。

今季エスパルスは名古屋とカップ戦を含め2度対戦し、2度とも敗れている。それでも、リーグ再開後最初の試合となったホームの名古屋戦では、序盤に金子翔太のゴールで先制するなど、勝てない試合ではなかった。同じチームに3度敗れることはあってはならない。3度目の正直で名古屋を倒し、雪辱を果たそう!


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2020明治安田生命J1リーグ 第19節   
9月26日(土)14:00キックオフ 

名古屋グランパス vs. 清水エスパルス
@豊田スタジアム

<放送>
DAZN

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