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【C大阪戦プレビュー】~新監督対決。勝つのはロティーナ・エスパルスだ!~

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ロティーナ監督が昨季まで率いていたC大阪と対戦する。当然、相手は指揮官の考えていることを、ある程度理解しているだろう。よって、それを上回る戦いをしなければいけない。


エスパルスはリーグ2試合を終え、1勝1分と未だ負けなし。ただ、守備はまだ改善が必要なようだ。前節福岡戦では、12分にカルリーニョス ジュニオのミドルシュートで先制するも、後半に入って同点にされてしまう。直後に相手のミスから中山克広のJ1初ゴールが決まり突き放したが、終了間際に直接フリーキックを決められて試合はドローに終わった。リーグ2試合で3失点。守備に定評のあるロティーナサッカーは、まだまだやるべきことが多そうだ。その3失点のなかでも、セットプレーからの失点が2点ある。もちろん、前節の失点は、壁に当たってネットを揺らされるというどうしようもないものだった。だからこそ、ゴール前でファウルをしないといった、細部にも修正が必要になってくる。


一方の攻撃は絶好調だ。これまでの得点は、前線のチアゴ サンタナ、カルリーニョス ジュニオ、中山、そして後藤優介のゴールとオウンゴールで5得点。どこからでもゴールが奪えるようになっている。C大阪は3試合で6失点と、まだ守備が固まっておらず、今が得点をするチャンスなのかもしれない。個性のある攻撃陣が今節も先手を取って、試合を優位に進めたい。


C大阪はAFCチャンピオンズリーグに出場する関係で、すでにリーグ戦を3試合消化している。開幕戦の柏戦には2-0で勝利したものの、そこから川崎F、FC東京という強豪との対戦が続き現在2連敗中となっている。


前節のFC東京戦は、14分に大久保嘉人のゴールで先制。しかし、54分にキム ジンヒョンがバックパスの処理にもたつくと田川亨介がスライディングで押し込んで同点にされてしまう。しかし、その直後だった。右サイドから大久保がマイナスのボールを入れると、ニアで清武弘嗣がスルー。最後は原川力が押し込んですぐに突き放す。ところが、71分にレアンドロに直接フリーキックを沈められて同点に追いつかれ、そこからは耐える展開に。必死のディフェンスが続いていたが、後半アディショナルタイムに力尽きた。93分、レアンドロのフリーキックから森重真人が頭でコースを変えてゴールに流し込んで逆転。C大阪は、2試合連続で逆転負けとなった。


ただ、この試合でも先制ゴールを挙げた大久保は、3試合連続得点中で、現在リーグ得点王となる4得点を挙げている。その全てが前半に挙げており、試合のリズムを握られると難しくなるだろう。また、2点目を挙げた原川にも注意が必要だ。鳥栖から今季C大阪に移籍した。彼が鳥栖に所属していた昨季まで、エスパルスは毎年のようにゴールを決められている。それ以外もタレント揃いの攻撃陣を、どのような形で封じるのか。ロティーナ監督の手腕にも注目だ。


C大阪とのアウェイゲームでは、J1リーグでここ20年以上勝てていない鬼門になっている。新しく生まれ変わったチームで、ジンクスを打ち破りたい。 


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2021明治安田生命J1リーグ 第3節

3月10日(水)19:00キックオフ

セレッソ大阪 vs. 清水エスパルス

@ヤンマースタジアム長居

<放送>

DAZN

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