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【広島戦プレビュー】~中2日の超過密日程も、今季一度も負けていない広島に土をつける!~

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リーグ開幕から5試合目になる。開幕戦となった鹿島戦で75分に先制ゴールを許すも、そこから一挙に3得点を奪う劇的な逆転勝利を挙げたが、そこから3試合勝ち星がない。サポーターも、そろそろ勝利に飢えている頃だろう。平日のナイトゲームで、スカッとした試合を見せたい。


前節エスパルスは、鳥栖を相手に今季初のクリーンシートを達成した。ただ、手放しで喜べるような内容ではなかった。無失点で終えることができたのも権田修一の数々のファインセーブによることが多く、また守備に力を割いたばかりに、攻撃の機会がほとんどなくなってしまうという事態にも陥った。「今日のサッカーをこれから34試合やり続けたら上には行けない」と権田が言うように、このままではいけないことは選手自身も分かっていることだろう。前節の試合を糧にして、今節に臨みたいところだ。


対する広島は、前節鹿島と対戦。ジュニオール サントスが負傷欠場というなかで迎えた広島だが、先発の2トップでゴールを奪った。30分、ロングボールにドウグラス ヴィエイラが前線で粘って落とすと、ボックス手前で受けた浅野が強烈なミドルシュートを叩き込んで広島が先制する。66分には、川辺駿のシュートのディフレクションがバーに直撃。広島は追加点のチャンスを逃すと、その3分後だった。鹿島は広島ゴール前で細かいパス交換から広島ディフェンスを揺さぶる。エヴェラウドのスルーパスに荒木遼太郎が抜け出すと、そのままゴールに流し込まれて同点に追いつかれる。試合はこのままドローに終わった。


広島は公式戦5試合を終え、そのうちエスパルスとのルヴァンカップでの対戦を含めて4試合が引き分け。しかも、エスパルスとのスコアレスドローを除くと、3試合で先制しながらも追いつかれるという試合になっている。勝ちきれないところは、エスパルスと似たような状況かもしれない。それが示すように広島とは勝ち点1差、順位もエスパルスが暫定8位で、広島が同7位だ。ただ、広島はここまで1度も負けていない。そうしたチームに勝ちきることが必要になる。


エスパルスとしては、この過密日程の中でもさらに厳しい中2日での試合になる。前節戦ったメンバーにとってリカバリーは大事なカギになる。場合によっては、先発メンバーの変更も避けられないことだろう。昨季は、そうした状況のなかで出場した選手が結果を残して勝利した試合が最終節を含めて何度もあった。それらを含めて、チーム力が問われる試合になる。


アウェイ2連戦の初戦。次のリーグ戦のホームゲームは4月4日の徳島戦になる。その時は、3連勝をかけた試合ができるように、アウェイであれ積極的に勝利を狙い、この試合を足がかりにして再び上昇気流に乗っていきたい。 


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2021明治安田生命J1リーグ 第5節

3月17日(水)19:00キックオフ

サンフレッチェ広島vs. 清水エスパルス

@エディオンスタジアム広島

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