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【湘南戦プレビュー】~4月最後のリーグ戦、次こそは!~

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公式戦3戦連続ドローで今節を迎えることになった。そのドローの1つをとっても、ただ負けなかったのか、それとも勝ちきれなかったのかというのでは意味合いが違う。その意味では、直近のルヴァンカップ グループステージの横浜FM戦は勝てた試合だったと言えるだろう。


守備ではヴァウドを中心としたゴール前の堅さはこれまで以上だったかもしれない。クロスは全て跳ね返し、シュートもほとんどがボックス外からだった。攻撃では83分に後藤優介のミドルシュート、89分にはディサロ燦シルヴァーノがGKとの1対1、さらにこぼれ球を後藤が狙うが、相手GKのファインセーブに全て阻まれた。「ボール支配は横浜FMの方が多かったが、チャンスの数は我々の方が多かった試合だった。結果を考えたら妥当だったと思う」とロティーナ監督は言うが、悔しい試合になったことは間違いない。


エスパルスの最近の課題は得点力だ。ここ5試合で公式戦の得点は、第9節神戸戦の権田修一からのカウンターを決めたエウシーニョのゴールのみ。つまり4月に入って1得点しか取っていないということになる。チャンスがなかったわけではない。前述のようにルヴァンカップでも決定機はあった。それは神戸戦、G大阪戦でも同様だ。それは1点が決まれば、次々とゴールが決まるものかもしれないが、その最初の1発を、まず今節で決めたいところだ。


湘南はリーグの開幕戦からつまずき、最初の5試合を1分4敗という成績でスタートとしたが、最近のリーグ5試合では逆に1勝4分と負けていない。さらに公式戦ということになると7戦負けなしとなっている。ルヴァンカップの柏戦でも、28分に自陣のミスからボールを奪われ最後は呉屋大翔に先制ゴールを決められるが、90分に古林将太のゴールで執念を見せた。湘南も、公式戦2試合連続のドローで今節を迎えることになった。


エスパルスと湘南は現在勝ち点10で並んでおり、第10節終了時点では得失点差でエスパルスが14位、湘南が1つ上の13位となっている。総得点は9で並んでおり、両者の違いは失点数にある。湘南は、リーグここ5試合の失点が1で、現在3試合連続無失点中だ。U-24日本代表のGK谷晃生を中心とした、時に5バックにもなる3バックで守る湘南守備陣崩すのは簡単ではない。


守備が堅いチーム同士の対戦となり、勝負のカギになるのは、やはり先制点ということになるだろう。エスパルスは最初の15分と最後の15分に、これまで3得点ずつ挙げている。その傾向通り15分までに先制点を挙げ、試合の終盤に試合を決めるゴールを決めることができれば理想だ。そうした余裕のある戦いを見せたい。


今節は、リーグでは4月最後の試合になる。これまで伸び伸びになっているホーム初勝利という課題は、この試合で終わらせたい。サポーターをもう待たせるわけにはいかない。


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2021 明治安田J1リーグ 第11節

4月25日(日)14:00キックオフ

清水エスパルスvs. 湘南ベルマーレ

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