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【横浜FM戦プレビュー】~今の勢いを持って横浜FMにリベンジを果たす!~

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ようやく勝利の味を思い出したことだろう。水曜日に行われた前節FC東京戦は、ロティーナ監督が「全てが上手くいった試合だった」と話すように、エスパルスの完勝だった。


序盤こそ相手にシュートを打たれたものの、14分にチアゴ サンタナのゴールで先制。さらに、前半アディショナルタイムにはコーナーキックからヴァウドのゴールが決まってハーフタイムを迎えることになった。後半はスタートからチャンスを作り、49分に右コーナーキックから片山瑛一がボレーを決めて3点目。このダメ押しゴールでほぼ試合を決めると、守備陣が最後まで得点を許すことなく、リーグ戦では今季初の完封勝利。実に10試合ぶりの勝利となった。


ここまで苦しんできたが、「敗北からも学ぶことはたくさんあると思ってハードワークを続けてきた」とヴァウドが言うように、チームは確実に力をつけている。それがようやく結果に結びついた格好だ。今まで苦労が報われた選手たちは、これでより自信を持って試合に望むことができるだろう。それを発揮するのが今節になる。


横浜FMは、ここまで9勝4分2敗で4位。敗れたのは、川崎Fに0-2で敗れたリーグ開幕戦と、鹿島戦に3-5と敗れた第14節の2試合のみだ。全く隙を見せていないのが、今季の横浜FMと言えるだろう。


前節の大分戦は、序盤から横浜FMが攻撃を仕掛けるという構図。前回エスパルスとのルヴァンカップで復帰した仲川輝人がサイドを突破して何度もチャンスを作るが、大分の堅い守りで得点を決めることができずに45分が終了する。後半もゴールに迫るが、ギリギリのところで踏ん張られてネットを揺らすことができない。仲川は60分に前田大然と交代。その前田がゴールを呼び寄せた。82分、右サイド天野純のクロスを前田が頭で叩きつけてゴールをこじ開けて、先制に成功。横浜FMはこの1点を守りきり、大分に完封勝利となった。終わってみれば、シュート数は横浜FMが12本で、大分はわずかに2本だった。


横浜FMの特徴は攻撃にあることは言うまでもない。これまでリーグ2位の30得点を挙げており、そのうちリーグ3位の10得点決めているオナイウ阿道、同4位の9得点の前田でチーム総得点の約3分の2のゴールを奪っていることになる。エスパルスの守備陣は、まずこの2人を警戒することになるだろう。


今節は、19日に行われたルヴァンカップ第6節のリベンジを果たさなければいけない試合だ。その試合は、2分に片山のゴールで先制するが、それ以降は横浜FMに完全に主導権を握られシュートも19本浴びてしまい、終わってみれば1-5の大敗。その3日後のリーグ札幌戦も精彩を欠くなど、ショックは大きかった。


ただ、もうそれは過去の話だ。前節の勝利は、それを全て吹き飛ばす試合になっただろう。前節のような守備を見せれば横浜FM攻撃陣と言えどゴールを割ることは簡単ではなく、また前回のルヴァンカップでも決めたセットプレーは、今節もチームを救うことになるだろう。何より前節勝利を収めた勢いを持ってアウェイに乗り込み、今季初の連勝としたいところだ。


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