NEWSニュース

【横浜FC戦プレビュー】~本領を発揮しつつある攻撃陣で、まずは先制点を!~

©︎︎︎S-PULSE

今節の3日前、エスパルスはリーグ中断後最初の試合となるアウェイ仙台戦に臨んだ。序盤は、相手にチャンスを作られる場面もあったが、その時間帯にカウンターからゴール前に迫る。チアゴ サンタナのシュートはGKに阻まれるが、こぼれ球を鈴木唯人が押し込んで先制。前半のうちに同点に追いつかれてしまうも、72分にディサロ燦シルヴァーノのゴールで勝ち越しに成功する。83分に再び追いつかれてしまうが、その1分後にサンタナのゴールで、シーソーゲームの決着をつけた。エスパルスは、鈴木唯、ディサロのJ1初ゴールが決まり、チームとして勢いに乗る勝ち方となった。そして、今節もリーグ下位の相手とアウェイで戦うことになる。


前節横浜FCは、神戸とのアウェイゲームに挑んだ。試合は一方的な展開になった。序盤こそ横浜FCがチャンスを作ったが、26分神戸の左コーナーキックからドウグラスが頭で合わせて先制ゴールを許すと、その5分後にはアンドレス イニエスタの芸術的なパスに抜け出した古橋亨梧にゴールを割られて追加点。そこから34分、62分にも古橋にゴールを決められてハットトリックを許してしまう。さらに67分には、サンペールのシュートのこぼれ球を菊池流帆に押し込まれて5失点。横浜FCは第11節横浜FM戦以来となる5失点で完敗した。


横浜FCは現在1勝4分15敗、勝ち点7で最下位。失点はリーグ断トツの50失点となっている。そうなると、エスパルスとしてはどうしても落としたくない試合になる。ただ、簡単な試合にはならないだろう。大量失点のあとということもあり、当然のこととして守備を引き締めてくるに違いない。もちろん、選手たちのメンタルとしても、同じような試合をしたくないと思って来るはずだ。ましてや、横浜FCとしてはホームでの試合だ。


ただ、そうしたチームを相手にしても、序盤に得点を決めて相手の気持ちを折ることで、状況は変わってくる。ここは、ようやく本領を発揮しつつある攻撃陣の得点に期待したいところだ。逆に失点をすれば、相手を勢いづかせることにもなる。前回対戦でゴールを決められたように、横浜FCは全得点の約半分をセットプレーから奪っており、逆にエスパルスの失点は約半分がセットプレーからの失点だ。まずはセットプレーから失点しないことになるだろう。その意味で、今節は特に先制点が大事な試合になる。公式戦では3試合連続で先制点を奪っており、それをこの試合でも続けていきたいところだ。


前節の試合後、ディサロが「勝ち点1で帰ることはできないという思いが相手より上回った」と話していたが、この試合も同じように勝ちたい気持ちで負けてはいけない試合になる。横浜FCとは、前回対戦ではサンタナのゴールで先制したものの、その5分後に手塚康平に直接フリーキックを決められてドローに終わった苦い経験がある。同じことを繰り返すことなく、確実に勝利を持ち帰り、今季初の連勝でホームに戻りたい。


 エスパルス公式アプリ「S-PULSE APP」では、ロティーナ監督と宮本航汰選手の試合前日コメントを公開!!


ダウンロードはこちらから


**********

2021 明治安田J1リーグ 第20節

6月27日(日)18:00キックオフ

横浜FCvs清水エスパルス

@ニッパツ三ツ沢球技場

<放送>

DAZN

**********

ニュース一覧

あなたにオススメのニュース