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【川崎F戦プレビュー】~中断前最後の試合、勝ってブラジルデーをさらに盛り上げる!~

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21試合で17勝4分「0敗」。今節はJリーグ史上最強とも言われる川崎Fとの対戦となる。今節は、川崎FがAFCチャンピオンズリーグ出場のために先送りされていた第18節。エスパルスにとって、川崎Fとは今季初対戦となる。


その試合を前に、エスパルスは前節徳島とアウェイで対戦した。前半2分、最初の攻撃で片山瑛一のロングスローのこぼれ球を、原輝綺が決めて先制。14分に渡井理己にミドルシュートを決められて同点に追いつかれるが、5分後にオウンゴールで勝ち越した。その後、徳島の攻撃を何とか耐える時間が続くが、87分に小西雄大に決められてドローに終わった。


結果としては天皇杯2回戦福山戦から公式戦6戦無敗。リーグだけを見ても、この4試合で勝ち点8を獲得したことになる。これまでの成績を見れば順調のように見えるが、この下位対決4連戦は、より勝ち点を奪いたかったところだろう。そのため、今節はどうしても勝ち点3が必要な試合になる。


その川崎Fは、先月27日からウズベキスタンでACLのグループステージを戦っている。2週間で6試合をこなす超過密日程のなか、6戦6勝で帰国の途につくことになった。その最終戦は、11日の北京戦。すでにグループ首位通過を決めていた川崎Fはメンバーを落として戦った。それでも21分に知念慶のゴールで先制すると、小塚和季、宮城天のゴールで突き放し、最後はオウンゴールで4-0の勝利。シュート数も30対1と圧勝だった。


川崎Fの好調を支えるのはリーグ21試合で51得点と、1試合平均で2得点以上を奪う攻撃力にあるだろう。これまで無得点で終えた試合は1試合もなく、1試合で5得点を奪った試合も2試合ある。また、先制点を奪った試合が19試合もあるように、得点が欲しい時にゴールを奪うことができるのが強みだ。


川崎Fは先制点を奪われた試合は2試合しかないが、その成績は1勝1分としている。その引き分けた試合が第16節の湘南戦だ。56分に山田直輝に先制ゴールを奪われたものの82分のレアンドロ・ダミアンのゴールでかろうじて追いついた。エスパルスが勝利するためにやらなければいけないことは、こうした川崎Fの勝ちパターを崩すことだろう。その意味では、前節でもそうであったように、早い時間帯の得点が有効なのかもしれない。エスパルスは開始から15分までに6得点と、この時間帯ではリーグ2位の数字を残している。もっとも、1位が川崎Fの7得点なので、最初の15分にどちらが優位に立つのかということも見どころの一つになるだろう。


昨年の対戦では11分にカルリーニョス・ジュニオのゴールで先制し、21分に追いつかれてしまうが、40分にヘナト・アウグストのゴールで勝ち越し。だが、勝利目前の89分に山根視来に決められて勝ち星を逃した。今節こそ、川崎Fを相手に10戦ぶりの勝利を目指す。


今節は、年に1度のブラジルデー。来場先着5,000名にブラジルデーオリジナルTシャツがプレゼントされるほか、様々なイベントが行われることになっている。それもあってか、チケットは完売している。よって、IAIスタジアム日本平はいつも以上の賑わいを見せるだろう。大勢のサポーターの前で最強の相手を倒して、オリンピックによる中断を迎えたい。


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2021 明治安田J1リーグ 第18節

7月17日(土)18:30キックオフ

清水エスパルスvs川崎フロンターレ

@IAIスタジアム日本平

<放送>

DAZN

エフエムしみず

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