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アプリ【三保通信】from山原怜音「鳥肌連続のホームデビュー戦」

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三保グラウンドで日々汗を流す選手たちからファン・サポーターの皆さんへ、近況報告をお届けします。今回は山原怜音選手より。

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サンフレッチェ広島戦(11月20日)でアイスタデビュー、そしてエスパルスでの初勝利を飾ることができました!


試合当日はもう、鳥肌の連続でした。まずはサポーターの皆さんの“バス待ち”。僕、YouTubeで結構「エスパルス 応援」とかって検索して動画を観て、エスパルスの応援やバス待ちがどんな雰囲気か調べてあったんですよ。初めて選手バスの中からバス待ちを見て、「これが本物か…!」と。


ウォーミングアップでピッチに入っていく時は、アウェイ戦の時も感動したんですけど、ホームの雰囲気はまた違って、最高でした! あとは西澤(健太)さんとの交代で出場した時、そして試合に勝った瞬間……アウェイでのデビュー戦(9月11日/サガン鳥栖戦)も忘れられないですが、ホームデビュー&勝利の喜びは、人生で一番と言っていいほど格別でした。


1点リードでの途中出場だったので、求められる役割は守備でしっかり走って相手にボールを持たれる時間を減らし、攻撃でマイボールの時間を増やすこと。そう意識しながらピッチに入りましたが、ドリブルでシュートまで持ち込んだシーンについては、違います。

あの時に考えていたのは、「試合の入り、命やぞ」と。誰も消極的なプレーは見たくないだろうし、自分の立ち位置的にも絶対にしちゃダメだなと思ったので、ファーストプレー、セカンドプレーは思い切ってやろうと思っていました。


引き込んで我慢し続けるのはやっぱり苦しいので、ゴール前に迫ることで全体的に押し上げられたらと思いながらプレーしていましたが、結局守備の時間は長くなってしまいましたし、個人としても得点、アシストができず、自分の力はまだまだ出し切れていません。


次のアウェイ・浦和レッズ戦は、エスパルスサポーター席がないということで少し寂しいですけど、もし出場できるとなればワクワクしますし、次こそは得点に絡むプレーを見せたいと思います。


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大学生でこの時期にチームに帯同させてもらい、試合経験を積ませてもらっていることは、僕にとって大いにプラスです。僕にしか感じられないことがあるだろうし、この経験は絶対、今後にも活きてくるはず。これだけエスパルスの活動に参加させてもらっていたら、もう「特別指定選手」という意識はほぼなくて、エスパルスの一員として勝利、J1残留を目指していますし、クラブの歴史からして「清水エスパルスはJ1にいないといけない」ということは理解しているつもりです。


そして僕が今、エスパルスで活動できているのは、間違いなく筑波大のみんなの理解があってのこと。筑波大の練習を休んでこっちに来ているので、エスパルスに貢献するだけでなく、この経験を筑波大に還元することも、自分にしかできないことだと思っています。


広島戦の翌日、関東大学リーグの表彰式があり、「ベストイレブン」を受賞しました。4年間の目標としてモチベーションにしてきたので、うれしかったです。ただ、Jリーグの残り2節と、それが終わったら筑波大に戻ってインカレ(全日本大学サッカー選手権大会)があるので、僕のシーズンはまだまだ終わらない。「まだ、ここからだぞ」という気持ちで臨んでいきます!

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