『三保の水族館』の愛称で親しまれている東海大学海洋科学博物館は、「海のはくぶつかん」として、水族館の要素と科学博物館の要素を併せ持つ、海洋に関する総合博物館です。
東海大学海洋学部付属の教育・研究施設として利用されるだけでなく、そこで得られた海洋環境や海洋資源などの研究結果を展示し、海洋に関する幅広い知識を広く一般に普及することを目的としています。日本にはたくさんの博物館や水族館がありますが、海の科学をテーマにまとめた博物館はここだけにしかありません。
今回は海とお魚の魅力を紹介するブースを出展し、海洋科学博物館の人気者クマノミをモチーフとした『クマノミ帽子』の工作体験を実施します。
カクレクマノミなどクマノミの仲間は、ほとんどの種が暖かい熱帯・亜熱帯の海にすんでいます。しかし、「クマノミ」はその仲間の中で最も低水温に強い種で、温帯である静岡県駿河湾でも見ることができます。駿河湾では夏から秋にかけて、黒潮に乗って流されてきた
南方の暖かい海にすむ魚たちがみられるようになります。こうした魚たちは冬になって水温が下がると死んでしまい、基本的に駿河湾に定着することはありません。
駿河湾で見られるクマノミも以前はこうした魚でしたが、近年では越冬したと思われる大型の個体や産卵している個体も確認されています。
エスパルスカラーと同じオレンジ色の「クマノミ帽子」をつくって、かぶってエスパルスを応援しましょう!
東海大学海洋科学博物館ブース
日時
2022年4月23日(土)10:30~14:00(予定)
場所
IAIスタジアム第2駐車場イベントスペース
イベント内容
モニターやポスターを使っての水族館と海洋生物の紹介
博物館で展示したことのある駿河湾の深海魚を紹介するパネルや、海の中のくまのみの映像をご覧いただけます。
くまのみ帽子工作体験
先着250名様 無料にてご体験いただけます。