デジタルブック版「S-PULSE NEWS」2022年5月号 VOL.288に掲載された記事をチラ見せ!
筑波大学からエスパルスへ、変幻自在のキックを携えてプロの舞台に飛び込んできた2人。「スカウトする側」と「スカウトされた側」という関係、さらにそれを超えてエスパルスの将来についても語り合う。
4月11日取材/文=田中芳樹
――お二人の最初の出会いはどのような形でしたか?
兵働「怜音を最初に見たのはJ-GREEN堺で、ユニバーシアード代表の合宿をやっていたときかな?」
山原「僕が大学2年に上がる前の、1月ぐらいですね」
兵働「ちょうどこの仕事(スカウト)を始めたばかりで、幅広く選手を見なければいけないと思っていたとき。『1年生でこんなにできるんだ』っていうのが最初の感想でした」
――具体的にはどこが秀でていましたか?
兵働「左右のキックが正確だし、トラップもピタッと止められる。あとは賢いから、ポジショニングとかも細かく修正できる。そういうところは印象に残っています。その印象は最初から今もずっと変わらないです」
――最初に兵働さんから声をかけられたのはいつ頃ですか?
山原「たぶん、大学2年生の秋ぐらい。9月か10月頃だったと記憶していて、筑波大学の練習場で小井土(正亮)監督に呼ばれて行ったら、あいさつをしてくれました。話した時間は、本当に短かったですよ。『見てるから頑張って』ということだけを言われたと思います」
兵働「そのときは、とりあえず認識だけしてもらおうかなと思って」
山原「自分はプロになるために大学でサッカーをやっていましたが、実際どうやってプロになるのか、どういう段階を踏んでいくのかなど分かっていない状態でした。しかも、2年生ということもあったので、自分にはまだ先の話かなと思っていましたし、その先に本当にそういうチャンスが訪れるのかなとも思っていました。でも、初めてJクラブの方に話をしてもらって、一歩進んだんだなと思いました」
全文はエスパルスニュース2022年5月号に掲載。
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