エスパルスが6月18日(土)に開催するホームゲームイベント『ブラジルデー』(2022明治安田生命J1リーグ第17節 アビスパ福岡戦 18時00分K.O. @アイスタ)に関する特別企画として、5月10日(火)にチアゴ サンタナ選手が静岡市立清水興津小学校(5、6年生174名)を訪れ、特別ゲストとして出張授業に参加しました。
本企画は、子どもたちにエスパルスを身近に感じてもらい、クラブが取り組む地域貢献活動の一環として、多文化共生社会の形成に貢献することを目的として実施しました。
興津小学校ではチアゴ サンタナ選手が登場すると、子どもたちはとても興奮した様子で大きな拍手で出迎えてくれました。「チアゴ サンタナです。FWの選手です。ブラジルのバイヤ州出身です」と挨拶し、華麗なリフティングを披露し、和やかな雰囲気で授業がスタートしました。
今回の授業のテーマは『ブラジルについて選手と一緒に学ぼう!』です。静岡県国際交流員のチアゴ・フェルナンドさんにご協力いただき、授業を行いました。
まず初めに「ブラジルと聞いてイメージするものは?」と聞くと、サッカー、コーヒー、サンバなどと皆さん答えてくれました。簡単なポルトガル語講座では、元気よく「ボアタルジ!(こんにちは!)」など、ブラジルの挨拶や小学生にとって身近な単語を学び、チアゴ サンタナ選手の出身地の紹介を交えて、代表的なブラジルの文化を紹介していきました。
児童たちは、ブラジルの食べ物やアマゾンの動物など、知っているものが出てくると、大きな声で答えたり、日本とブラジルの生活習慣の違いなどには驚いた表情で熱心に話を聞いていました。
選手への質問コーナーでは、
日本に来た理由やブラジルがどんな国か聞かれ、「ブラジルも素晴らしい国ですけど、日本はもっと素晴らしいです。大好きな国です。清水(エスパルス)へ来るチャンスをもらって、大変嬉しいです。」と答え、児童たちからは、感嘆の声が上がりました。
また、FWにとって大切なことを聞かれ、「ゴールを決めることが1番です。でも、サッカーは11人でやるスポーツなので、ゴールにつながる為に走ることも大切です。」と答えていました。
最後に児童を代表して2人の児童から本日の授業のお礼を言われると、「短い時間でしたが、楽しい時間を過ごせました。皆さんも楽しめていたら嬉しいです。将来に役立つようにいっぱい勉強してください!」と締めくくった。
興津小学校の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。小学生の皆さんのスタジアムへのご来場を心よりお待ちしております。 チアゴ サンタナ選手の今後の活躍にご期待ください!
授業協力:静岡県多文化共生課、静岡市スポーツ交流課