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【京都戦プレビュー】~相性の良さを生かし、勝ち点3を持ち帰る!~

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ゴールデンウイークの3連戦は、1勝1分1敗で勝ち点4。その1敗は、前節川崎F戦で喫したものだった。試合は14分に脇坂泰斗に先制ゴールを決められると、32分には右サイドからその脇坂のクロスにファーからマルシーニョに押し込まれて2点のビハインドを負うことになる。後半はスタートから神谷優太、松岡大起を投入するなど、メンバーを次々と代えてボールを握れるようになったが、この日はゴールが遠かった。結局リーグ3試合ぶりの無得点で、0-2の敗戦。エスパルスは6試合ぶりの黒星となった。


攻撃はもちろんだが、守備でも課題が残った。「2失点してしまったが、失点の仕方が良くなかったと思う。最近、クロスからの失点が多い」と宮本航汰が話すように、クロスからの失点は3試合連続だ。相手とすれば、ここは確実に狙ってくるだろう。それをどのように防ぐのかは、この試合のポイントになることは間違いない。


一方の京都は、ここまで4勝4分4敗と全くの五分の成績。勝ち点はエスパルスより4多い16だ。昨年はJ2で2位の成績でJ1に昇格し、今季開幕の浦和戦で勝利を挙げるなど、序盤は勢いよく勝ち点を積み重ねた。しかし、現在はリーグ3試合勝利なしとなっている。その前節は札幌と対戦した。試合は、7分に右サイドの白井康介のクロスに、松田天馬が合わせるがバーに跳ね返される。こぼれ球をピーター ウタカが詰めるが、シュートはゴールの上に外れてしまった。両チーム無得点のまま試合は後半に入り、52分に札幌の右コーナーキックから高嶺朋樹が頭で合わせてゴールを割られる。終盤も右サイドから白井を中心にチャンスを作ったが、結局このゴールが決勝点となって、京都は0-1で敗れてしまった。


京都と対戦するにあたり、最も警戒しなければいけないのはウタカだろう。15年にエスパルス所属し9得点を挙げ、翌年は広島で19得点を挙げてJ1の得点王に輝いた。今季もここまでチームの総得点である14点のうち半分以上の8得点を奪っている。逆に言えば、エスパルスとしてはここを抑えることができれば、京都の攻撃力は半減することになるだろう。ただ、彼のすごさはエスパルスサポーターにとっても目に焼き付いているはず。前節も90分間出場したが、その走行距離は8.144kmと極端に少ない。つまり、守備というよりは、前線に残って常にゴールを狙っている。エスパルスが攻撃をしているときこそ注意が必要になるだろう。


さらに、今季から加入した元エスパルスの大前元紀も一発がある選手。今季のリーグ戦の出場時間はまだ少ないが、ルヴァンカップではゴールを決めているなど、怖い存在であることは間違いない。古巣対決となる2人は、最大限の注意が必要だ。


エスパルスとしては、一度敗れてからの出直しの試合になる。現在は13位と降格圏から少し離れているように見えるが、16位磐田までは勝ち点1差。より安全圏に行くためには、ここで勝ち点3が必要になる。京都には、これまで16勝3分3敗と圧倒的な相性の良さがある。そこを生かして勝利をもぎ取り、再び良い流れでカップ戦を含めたホームゲームの3連戦に臨むことができるようにしたい。


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2022 明治安田J1リーグ 第13節

5月14日(土)14:00キックオフ

清水エスパルスvs 京都サンガF.C.

@サンガスタジアム by KYOCERA

<放送>

DAZN

KBS京都(録)

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