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【広島戦プレビュー】~できることはこの試合に勝利することだけ~

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泣いても笑っても、この1戦で全てが決まる。ルヴァンカップグループステージ最終節、エスパルスはこの試合に勝利するしか突破の可能性はない。


ここまでの成績は、1勝1分2敗の勝ち点5で、現在は3位につけている。この試合に勝利し勝ち点3を積み上げて8にしても、2位名古屋の引き分けで勝ち点が並ぶことになる。その場合、ルヴァンカップの規定では直接対決の成績が最優先されるため、名古屋とは1分1敗で、グループステージ突破となる2位に浮上することはできない。つまり次のステージで戦うためには、エスパルスの勝利、そして名古屋の敗戦しかないことになる。


それだけに、エスパルスができることはこの試合に集中して、勝利を奪うことだけ。さらに、前半からリードを奪うことができれば、名古屋に少しでもプレッシャーを与えることができるかもしれない。


エスパルスは、リーグ2試合で得点を奪うことができていない。前節京都戦も、序盤からチャンスを作ることができていたが、相手GKの好セーブや、フィニッシュの精度が伴わずにネットを揺らすことができなかった。今節に向けて、最後の質を高めることはもちろんだが、神谷優太が「個人としては、シュートを打つこと。打たないと入らないので、少し無理な態勢でも打ちたいと思う」と話しているように、量の部分を増やしていくことが求められる。最初からゴールに貪欲な姿勢を見せていきたい。


一方の広島は4勝1敗の勝ち点12で、すでにグループステージ突破を決めている。カップ戦に限れば、ジュニオール サントスが得点ランキングトップタイの4得点を挙げるなど、5試合で12得点という破壊力がある。リーグでは前節浦和戦では無得点に終わったものの、その前の第12節鹿島戦では3-0で快勝するなど、チームとして勢いがある。


ただ、エスパルスのルヴァンカップの1勝は広島から奪ったものだ。雨のアウェイゲームは、20分にベンジャミン コロリの来日初ゴールで先制を奪い、38分に原輝綺の追加点で2点のリード。後半に住吉ジェラニレショーンにゴールを決められるが、大久保択生の活躍などで逃げ切りに成功した。


広島にとってこの試合は消化試合になっており、エスパルスとモチベーションの差はある。それだけにエスパルスのペースで試合を進めることができるかもしれない。ただ、勝ちたい気持ちが入りすぎると足元をすくわれる可能性もある。「次の試合は勝たなければいけない状況だが、そればかりにとらわれたら良いプレーはできない」と神谷が言うように、熱い気持ちを持ちつつ、冷静さを持って戦いたい。


平日のナイトゲームとなる今節は、「ビジネスパーソンナイト」として、来場者全員に「選手オリジナル名刺(全35選手)」にプレゼントされるほか、様々な企画が予定されている。大逆転でグループステージを突破する、その瞬間を見届けてほしいところだ。


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2022 JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ Bグループ 第6節

5月18日(水)19:00キックオフ

清水エスパルスvsサンフレッチェ広島

@IAIスタジアム日本平

<放送>

TV放送:スカパー!

インターネット配信:SPOOX

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