7月8日(金)に、清水エスパルス創設30周年記念&小島地区小中一貫教育スタート記念講演会と題して、清水小島中学校、清水小島小学校、清水小河内小学校、清水宍原小学校の児童生徒及び職員を対象にエスパルスの山室晋也代表取締役社長が「わかちあう夢と感動と誇り~この町で共に生きるよろこびを~」をテーマに講演を行いました。
なお、本講演は龍津寺の住職 勝野秀敏様からクラブ創設30周年記念クラウドファンディング「代表取締役社長山室の講演会コース」にご支援いただきまして、実施されました。また、龍津寺並びに有志の皆様、静岡県社会福祉協議会地域福祉課、小島町自治会、一社)てるみ分福の方々にもご協力いただき、講演の様子は静岡大学・静岡県立大学・常葉大学など市内5つの会場でライブ配信されました。
今回の講演では、清水エスパルスのホームタウンである静岡市清水区に住む児童や生徒に対して、エスパルスが歩んできた歴史やエスパルスが日頃から行っている地域貢献活動の紹介と意義、そして、銀行・プロ野球・Jリーグなど様々なビジネスの現場で実績のある山室晋也社長の経験についてわかりやすくそして熱い言葉でメッセージを送りました。
講演の冒頭で山室社長は、清水小島中出身でエスパルスで長年活躍された堀池巧さんについて触れ、子どもたちは自分たちの先輩がJリーグや日本代表で活躍していることを知り驚きの表情を浮かべていました
その後、エスパルスの歴史や静岡県に住むみなさんに夢を与えるクラブであり続けるというクラブ理念について国立競技場での記念マッチの映像を交えながら説明をしました。また、エスパルスが日頃から行っている地域貢献活動についても紹介をし、エスパルスがサッカーだけでなく、地域のために様々な活動に取り組んでいるとことを知った子どもたちはメモを取りながら真剣な表情で話を聞いていました。
社長への質問コーナーでは、「好きなスポーツは何ですか」「好きな言葉は何ですか。」など素朴な質問から「新スタジアムの建設計画は進んでいますか。」など鋭い質問まで児童生徒から多数寄せられましたが、山室社長は一つ一つの質問に対して丁寧にユーモアを交えながら答えていました。
最後に山室社長は児童生徒に向けて、「自分も小島地区と同じような自然豊かな地域で育ちました。自然の中で得た体験や地元の人たちとの温かいつながりは自分自身にとって財産であり原点となった部分です。今後みなさんは、進学や就職を機に東京や世界に出ていくことになるかもしれませんが、小島地区で育ったことに誇りを持ち大きく羽ばたいていってください。」とこれからの日本の未来を担っていく小中学生にアドバイスを送りました。
今回の講演には、地域の皆様、小島地区小中一貫教育推進委員、堀池エンジニアリング,龍津寺の土曜こども寺子屋、おじま分福食堂関係者の皆様にもご参加いただきました。
清水小島中学校、清水小島小学校、清水小河内小学校、清水宍原小学校、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。