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【イベントレポート】7月20日(水) 富士宮市立大富士小学校にて『エスプラス ~ファミリータウン富士宮市版~ リサイクル企業編』を開催 (協力:コアレックス三栄株式会社・コアレックス信栄株式会社)

7月20日(水) 富士宮市立大富士小学校にて、『エスプラス ~ファミリータウン富士宮市版~』を開催しました。




『エスプラス』は「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業。2011年度より静岡大学教育学部、静岡市との協働事業として実施しているエスパルスドリーム教室を2020年度よりブラッシュアップし、エスパルス+教科、エスパルス+キャリア教育(クラブスタッフ編、元サッカー選手編)、エスパルス+キャリア教育+企業といった授業をホームタウン静岡市にて展開しています。また、2021年度よりファミリータウン市町でも新たに実施しています。



企業とのコラボレーション授業として開催した今回の『エスプラス』は、コアレックス三栄株式会社(富士宮市)、コアレックス信栄株式会社(富士市)にご協力いただき、同校の6年生143名を対象に『地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~リサイクル企業編~』を実施しました。

今回は1クラスの授業を他の4クラスにオンラインで配信する形式にて行いましたが、どのクラスも真剣に話を聞き、講師の問いかけにも積極的に答えていただきました。


授業では、初めに「サッカーやエスパルスを通した地域(企業・市民)との関わりを考えよう」をテーマに、エスパルスとパートナー企業、地域にはどのようなつながりがあるのかを考えました。その後コアレックス信栄の宇佐美貴史さん、佐野二郎さんをゲスト講師に迎え、「地元企業で働くこと」「大人になって仕事をする時に必要なチカラ」について学びました。

コアレックスは、リサイクルされた紙を使用してトイレットペーパーなどさまざまな製品を製造している会社です。IAIスタジアム日本平にもエスパルス×コアレックスオリジナルデザインのごみ箱を設置しています。富士宮市の小学校に「まーくんの資源回収箱」を設置したり、エスパルスと協働で子どもたちに下敷きを配布したりと、富士宮市の児童にとっても身近な企業であります。今回の授業では、SDGsや環境問題の視点から『つくる責任・つかう責任』を考えながら地元企業であるコアレックスの取り組みについて理解を深めました。

授業の中で児童たちは、コアレックス製のトイレットペーパー(再生紙)と他社製のトイレットペーパー(パルプ)の触り比べクイズにチャレンジし、触った感覚ではほとんど差がないことを知った児童たちは、コアレックスの製品開発の技術に驚きの表情を浮かべていました。さらに、コアレックスでは細かな分別は必要なく紙なら何でもリサイクルできると説明を受け、「それなら自分たちもリサイクルに協力できそう。」と発言する児童が数多くいました。

総合企画室に所属する宇佐美さんが、「リサイクルに出して終わりではなく、リサイクル製品を選んで使うことが本当のリサイクルです。」と話すと、子どもたちは真剣にメモを取っていました。

そして、仕事をする上で「必要なチカラ」について製造工場で管理職をされている佐野さんにお話をしていただきました。その中で佐野さんは、『進んで取り組む/主体性』の大切さについて、「仕事をする上で必要なチカラは色々あります。課題を見つける力、新しいものを生み出す力、分かりやすく伝える力などはすべて必要な力です。ただ、全てのチカラにおいて『進んで取り組む/主体性』がないと何も始まらないので自分から進んで考えて動くことが大切です。」と仕事をする上で大切なことについてお話をいただきました。


質問コーナーでは、「なんでコアレックスという会社名なのですか。」「なんでコアレックスに入ったんですか。」など子どもたちからは様々な質問が寄せられました。

その中で「仕事をしていてやりがいは何ですか。」という質問に対して佐野さんは、「自分たちの製品をお客様に使ってもらって、喜んでもらうことが仕事をしていて一番嬉しいです。」と答えてくれました。最後に宇佐美さんから子どもたちに「リサイクルや地球環境に良いことは何だろうと考える時にコアレックスのことを思い出してくれると嬉しいです。今後も色々なことを勉強して成長していってください。」とメッセージを伝え授業を締めくくりました。

大富士小学校6年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。 授業にご協力いただきましたコアレックス三栄株式会社、コアレックス信栄株式会社の宇佐美様、佐野様をはじめ社員の皆様、誠にありがとうございました。

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