7月31日（日） エスパルスのホームゲーム サガン鳥栖戦において、アイスタに併設する清水日本平運動公園庭球場で静岡県立静岡商業高校 商業科課題研究「SDGs研究」の受講生徒3年生24名による『エスパルス×静岡商業高校 スポーツ教室』を開催しました。

エスパルスは2017年より地域スポーツ振興とホームタウン活動の一環として、地域の高校生の実践的な学びの場を提供することを目的とし、コラボレーション企画を実施しています。今回は昨年に続いて静岡商業高校の皆さんがエスパルスサッカースクール監修のプログラムをコーディネートして、スポーツ教室の企画、参加者募集から運営までを実施してくれました。

当日を迎えるまでに様々な企画準備を行いました。5月6日（金）には、エスパルスサッカースクール 打桐始コーチによる講義と指導方法＆指導実践を体験、6月21日（火）には静岡田町幼稚園にて生徒がプレ教室を開催し、万全の準備をして当日を迎えました。

当日は猛暑の中、幼稚園年長～小学3年生までの約30名が参加してくれました。受付を終えた参加者を高校生が手を取ってコミュニケーションしながら会場まで誘導すると、はやくも子どもたちは高校生と意気投合し追いかけっこや色んな遊びをして笑顔満開でした！

スポーツ教室では、まず初めに参加者と高校生とでパートナーを組み「自己紹介タイム」を行いました。お互いの名前をしっかり覚えてコミュニケーションを図ります。アイスブレイクでは「でっかい体操」を一緒に踊り、すっかり打ち解けた様子。ウォーミングアップでは「ボールキャッチ」「キック＆シュート」を楽しみました。水分補給や休憩もしっかりとり、最後は学年別にて「サッカーの試合」を参加児童と高校生が一緒に楽しみ、笑顔あふれる時間となりました。

参加した子どもたちからは、「楽しかった」「ゴールが決まると気持ちいい」「高校生のお兄さん、お姉さんが優しくてうれしかった」などといった嬉しいお声をたくさん頂きました。スポーツ教室終了後に子どもたちがパートナーを組んだ高校生たちのところに歩み寄って「一緒に写真撮ってください」と声をかけ、満面の笑顔で写真撮影をしている姿が印象的でした。その様子を見て、今回の企画は大成功だったと感じました。

今回のスポーツ教室開催にあたり、企画～準備～参加募集～運営まで大変だったと思いますが、静岡商業高校の生徒さんは積極的に取り組み、また参加した子どもたちの笑顔を見て達成感を味わったのではないかと思います。エスパルスでは今後もこの様なコラボレーション企画を実施していきたいと考えております。

『この度はこのような形でスポーツ教室が開催できて、私たちにとっても貴重な経験となりました。教室が終わった後に、子どもたちや親御さんから「ありがとう」や「また、お願いします」など声をかけていただいたことがとてもうれしかったです。

来年以降も後輩たちにこのような活動をして、静岡の誇り「清水エスパルス」が今よりもっと静岡市民にとって身近な存在となっていくように活動していってほしいと思います。今回は、貴重な場を提供していただきありがとうございました。試合観戦もとても興奮しました！』

『最初は、どのようにしたら子どもたちが楽しみながら体を動かしてくれるか分からず、不安も多かったけれど、エスパルスサッカースクールの打桐さんのアドバイスを通して、子どもへの関わり方を学ぶことができました。ペアの子にも最後に「ありがとう」と言われてとてもうれしい気持ちになると同時に、やりがいを感じました。また、ぜひこのような企画を考えてみたいと思います。』