NEWSニュース

【広島戦プレビュー】~サポーターの後押しで上位チームから勝ち点3を~

©︎︎︎S-PULSE

8月の4試合を3勝1分と、一気に上昇してきたエスパルス。残留争いを一気に抜け出したかのように見えるが、プレーオフ圏である16位湘南とは勝ち点5差。湘南は2試合少ないため、試合数が並ぶまでは予断を許さない状況だ。だが、


「下のチームも勝っていくし、我々はその他のチームの勝ち負けを期待するのではなく、我々のやることはしっかりと勝ち星、勝ち点を積み重ねること」


というゼ リカルド監督の言葉どおり、これからも目の前の相手から勝ち点を奪うことに集中する戦いになる。


エスパルスは前節ホームで京都と対戦した。前半はボールを握る時間が相手を上回ったが、21分にハンドの判定で失点を免れるなど、危ないシーンもあった。その中で、68分だった。立田悠悟のロングボールから、前線に抜け出した片山瑛一が落とし、カルリーニョス ジュニオが左サイドに展開すると、このボールを乾貴士がワンタッチで逆サイドネットに流して先制に成功した。試合は1点のリードを保ったまま後半アディショナルタイムに突入。その前の節で失点をしてドローに追いつかれただけに嫌な時間帯になったが、そこを何とか守り抜いて今季初めて1-0での勝利となった。


そのエスパルスより、さらに勢いがあるのが広島だ。前節は、ともに3連勝同士の対決となったC大阪戦。序盤こそペースはC大阪が握っていたが、25分に広島が中央で起点を作って、左サイドから柏好文のクロスに、ファーサイドに入ってきた茶島雄介が押し込んで広島が先制。その後は、再びC大阪がチャンスを作るが大迫敬介の好セーブなどもあり、試合は1-0で広島がリードして前半を終える。54分には、GKキム ジンヒョンがゴールを空けて飛び出していたところを、森島司が狙うが西尾隆矢にクリアされるなど決定機を作ると、81分にはカウンターから満田誠のシュートをGKが弾いたボールを松本泰志が押し込んで待望の追加点。その後、90+10分に新加入のキプロス代表ピエロス ソティリウがダメ押しのゴールを決めて広島が完勝した。広島は8月の4試合を4連勝で終えた。


広島は、この4試合で13得点を挙げている。この期間にナッシム ベン カリファがハットトリックを含む4得点の大当たり、さらに松本も3試合連続得点を挙げている。また、そうしたゴールをアシストしているのが満田や野津田岳人だ。ちなみに、これまで満田と野津田からチームの得点の3分の1以上が生まれている。ラストパスを出させないこと、さらに彼らのセットプレーからも多くゴールが生まれているため、無駄なファウルをしないことがポイントになりそうだ。


今節は、エスパルスとしては第24節FC東京戦以来の声出し応援適用試合になる。そのFC東京戦では、エスパルスサポーターの大声援を力に変え、その前の節で最下位に転落していたチームが息を吹き返すきっかけになった。今回は、勢いのあるチーム同士の対戦ということもあり、エスパルスにとって難しい試合になることは明らかだ。そうした中でサポーターの後押しが、どうしても必要になる。サポーターと一体感を持って上位チームを倒していく。


 エスパルス公式アプリ「S-PULSE APP」では、試合前日コメントを公開!!


ダウンロードはこちらから

**********

2022 明治安田J1リーグ 第28節

9月3日(土)18:30キックオフ

清水エスパルスvsサンフレッチェ広島

@エディオンスタジアム広島

<放送>

DAZN

**********

ニュース一覧

あなたにオススメのニュース