◇全国のプロスポーツに所属するチア及びダンスアカデミーの生徒たちが集結 ©︎︎︎S-PULSE
Cheer & Dance Education主催
SPORTS ACADEMY CHEERLEADERSのクリニックとフェスティバル
日程:2022年8月7日(日)~8日(月)
会場:Bumb東京スポーツ文化館、ティアラ江東
対象:エスパルス ダンススクール中高生選抜クラスYouth
8月7日からの2日間、東京都江東区で行われたクリニックとフェスティバルに中高生選抜Youthの21名が参加しました。3年ぶりのリアル開催、また初めての合宿型とあって生徒たちはとても楽しみにしていました。7月末の競技大会出場や8月3,4日の日帰りエスパルスダンススクールキャンプと、イベントが続いて練習不足ではありましたが、同じフィールドで活躍する全国の仲間と交流できる機会は貴重で、多くの刺激をもらうことができました。
1日目、午後からのクリニックに合わせて静岡を出発。みんな海外に行くかのような大きな荷物を抱えてバスは荷物で歩くスペースがありません。久しぶりの合宿をみんな楽しみにしていたことがうかがえます。荷物ははしゃいでいましたが、バス内は感染対策を守ってみんな静かです。ダブルレインボーが見えた瞬間には、少し歓声があがりました。良いことが起きそうな予感。
◇行きのバス ©︎︎︎S-PULSE
◇ダブルレインボー ©︎︎S-PULSE
1日目のクリニックと宿泊先、Bumb東京スポーツ文化館に到着し、早速体育館でクリニックがスタートします。約80名のチアリーダーたちと、基礎練習と1曲振りつけを覚えます。最初は首・胸・腰などパーツを動かすアイソレーションのトレーニング。可動域を広げることでイメージ通りの動きが出来るようになります。その後、ターンやジャンプのコンビネーションを習い、それらを活かした振付を覚えます。
普段プロスポーツの試合でパフォーマンスを行うチアリーダーにとって、体をシャープに大きく動かせるようになることはとても重要。そのヒントをたくさん得ることが出来たようです。
◇クリニックの様子 ©︎︎︎S-PULSE
◇宿舎で練習後に ©︎︎S-PULSE
クリニックが終わり、部屋にチェックイン。少し休憩した後に、みんなで明日のフェスティバルの最終確認。短い間で集中して覚えましたが、まだ不揃いな部分がたくさん。中学1年生と高校3年生が同じチームにいますので、コミュニケーションを図るのもなかなか大変です。
夕食時、エスパルスはAWAYでFC東京戦の真っ最中。同じく宿泊をしていたコンサドーレ札幌さんとジュビロ磐田さんも19時に遅れてキックオフ。みんなで固唾を飲んで試合状況を見守ります。元々サッカーファンの生徒さんも多いですが、チアの活動を通じて自チームの情報はもちろんのこと、サッカーにも詳しくなっていきます。
勝利の結果を受け、ますます明日のパフォーマンスも力が入ることでしょう。
2日目は「ティアラこうとう」でフェスティバルに参加。ホールのステージで、参加チームが日頃の活動の様子を披露します。午前中はリハーサルを行い、午後本番で保護者様も応援に駆け付けます。
◇全員で記念写真 ©︎︎︎S-PULSE
参加チームは、野球・バスケ・サッカーと応援するスポーツも違えば地域も違って、運営の仕方もそれぞれ。トップチームがないチームもあれば、ユースがプロに混ざって出演しているチームもあります。パフォーマンスも状況によって変わります。
バスケットのチームは室内のフロアでターンやテクニック、複雑なフォーメーションチェンジをみせることが得意ですし、野球はステージでの出演が多い印象で、観客の目を引く動きや表情が素敵です。サッカーは広いスタジアムや緑の芝をイメージさせる大きい動きや爽やかさが際立ちます。
◇ステージでの発表 ©︎︎︎S-PULSE
それぞれのパフォーマンスを発表した後は、投票と交流タイム。投票は、各チーム1位と2位に投票して、1位2点、2位1点が加点され、合計点をより多く獲得したチームが『スピリットスター』チームとして、表彰されます。今回はダンススクールの受賞はありませんでしたが、どのチームも素晴らしいパフォーマンスでした。エスパルスダンススクールは第一回(2018年)大会で選ばれ、表彰されています。
交流タイムは景品をかけて、観覧保護者様も参加しての大じゃんけん大会。チアリーダーとして、参加しているイベントを盛り上げるのは大切な使命。決められた条件の中で、参加者と楽しい時間を過ごすヒントを得ることができました。
◇ステージで演技を披露するYouth ©︎︎︎S-PULSE
◇交流タイムの様子 ©︎︎S-PULSE
◇MCを担当したYouthリーダーの『あい』 ©︎︎︎S-PULSE
2日間、たくさんの学びがあったYouthのメンバーたち。終了後のミーティングでは、最年長である高校3年生を中心に、練習中に感じていることや、Youthとしての心得を後輩に伝えることができました。後輩たちもそれに応えて反省を述べ、目指すべきチーム像がクリアになったようです。生徒たちが主体となって考えお互いに高めあいながら、ますます素敵なYouthになることを期待しています。是非、今後のYouthの活動にご注目ください。
ご協力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。