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【イベントレポート】9月16日(金) 富士宮市立柚野小学校にて『エスプラス ~ファミリータウン富士宮市版~ リサイクル企業編』を開催

9月16日(金) 富士宮市立柚野小学校にて、『エスプラス ~ファミリータウン富士宮市版~』を開催しました。


 協力:コアレックス三栄株式会社・コアレックス信栄株式会社




『エスプラス』は「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業。2011年度より静岡大学教育学部、静岡市との協働事業として実施しているエスパルスドリーム教室を2020年度よりブラッシュアップし、エスパルス+教科、エスパルス+キャリア教育(クラブスタッフ編、元サッカー選手編)、エスパルス+キャリア教育+企業といった授業をホームタウン静岡市にて展開しています。また、2021年度よりファミリータウン市町でも新たに実施しています。




企業とのコラボレーション授業として開催した今回の『エスプラス』は、コアレックス三栄株式会社(富士宮市)、コアレックス信栄株式会社(富士市)にご協力いただき、同校の6年生23名を対象に『地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~リサイクル企業編~』を実施しました。

授業では、初めに「サッカーやエスパルスを通した地域(企業・市民)との関わりを考えよう」をテーマに、エスパルスとパートナー企業、地域にはどのようなつながりがあるのかを考えました。その後コアレックス信栄の稲葉琢身さん、佐野二郎さんをゲスト講師に迎え、「地元企業で働くこと」「大人になって仕事をする時に必要なチカラ」について学びました。

 

コアレックスは、リサイクルされた紙を使用してトイレットペーパーなどさまざまな製品を製造している会社です。IAIスタジアム日本平にもエスパルス×コアレックスオリジナルデザインのごみ箱を設置しています。富士宮市の小学校に「まーくんの資源回収箱」を設置したり、エスパルスと協働で子どもたちに下敷きを配布したりと、富士宮市の児童にとっても身近な企業であります。今回の授業では、SDGsや環境問題の視点から『つくる責任・つかう責任』を考えながら地元企業であるコアレックスの取り組みについて理解を深めました。

授業の中で児童たちは、コアレックス製の古紙をリサイクルして作られたトイレットペーパーと他社製のパルプを使ったトイレットペーパーに触り比べクイズにチャレンジしました。ほとんどの子どもたちが、微妙な触りを心地の違い気づいたものの稲葉さんが「触ってみてパルプで作った製品を使わないといけない理由はありますか。」と聞くと「確かに良く触って確かめないとわからなかった。」「トイレにあれば気にすることなく使ってしまうと思う。」と子どもたちから声が上がり、パルプを使った製品にも負けない肌触りのトイレットペーパーを作るコアレックスの技術力の高さに子どもたちは驚いた様子でした。

そして、仕事をする上で「必要なチカラ」について製造工場で管理職をされている佐野さんにお話をしていただきました。その中で佐野さんは、「仕事をする上で大切なチカラはたくさんあります。ただ、全てのチカラにおいて『進んで取り組む/主体性』がないと何も始まらないので自分から進んで考えて動くことが大切です。」と仕事をする上で大切なことについてお話をいただきました。

質問コーナーでは、「古紙でトイレットペーパーを作る時に紙以外の部分はどのように処理していますか」という質問に対して佐野さんは、「古紙に混ざった金属や焼却した時に出る灰などは燃料やコンクリートの材料として使っています。基本的に製品作りをする時にゴミが出ないようにしています。」ゴミを出さないシステムが作られていることを丁寧にわかりやすく説明してくれました。最後は全員で記念撮影を行い、笑顔で授業を締めくくりました。


富士宮市立柚野小学校6年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

授業にご協力いただきましたコアレックス三栄株式会社、コアレックス信栄株式会社の稲葉様、佐野様をはじめ社員の皆様、誠にありがとうございました。

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