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【イベントレポート】10月26日(水) 静岡市立東中学校にて『エスプラス ~食品商社編~』を開催

 『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校を訪問し児童と共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、地元企業を講師に迎える授業も展開いたします。



 10月26日(水) 静岡市立東中学校にて、クラブパートナーの東海澱粉株式会社よりゲスト講師2名を迎え『エスプラス』「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~食品商社編~」を実施しました。


 授業のはじめに、エスパルスのマスコットキャラクターや選手についてのクイズを行いました。エスパルスに興味を持っている生徒も多く、すぐに答えが出てきました。その後エスパルスとパートナー企業、地域とのつながりなどを紹介。そして、東海澱粉の山崎さん、原さんをゲスト講師に迎え、「仕事をする時に必要なチカラや大切にしていること」について学びました。パートナー企業としてエスパルスとどのように関わっているか、またご自身が仕事をする上で「必要なチカラ」は何かなど、分かりやすくお話していただきました。

 澱粉は、「タピオカ」や「唐揚げ」など私たちにとって身近な様々な食品に使われています。食品に限らず「ガムテープ」や「ダンボール」など幅広い用途に使用されており、私たちの生活に欠かすことのできないものです。

 また、澱粉の原材料には、日本で栽培することのできないものもあり、世界のいろいろな国から輸入されていることなどの説明を聞きながら、生徒たちは、実際に澱粉に触れながら学びました。環境に配慮した食品が求められていく中で、東海澱粉が取り組むSDGsについてもタイの工場の実践例を紹介しながら分かりやすく説明してくれました。

次に東海澱粉の2人からそれぞれの仕事内容と仕事する時に大切にしていることを教えてもらいました。


まず原さんは、「私の仕事は研究職です。試作品を作ったり、商品の説明をして営業のサポートをしたりする仕事をしています。私の仕事では、「問題を見つける【課題発見力】」を特に大切にしています。試作品を何十個、何百個と作る中で、よりよい商品を作るために何が問題なのかを見つけて改善していくことがとても大切だからです。」と答えてくれました。


次に山崎さんは、「私の仕事は総務(管理職)です。会社で働いている人たちが、仕事をしやすい環境を作り、サポートしています。私の仕事では「分かりやすく伝える【発信力】を特に大切にしています。会社で働く人たちが困ったことがあったら、聞きに来ることが多いので、相手がどのようなことを知りたいのかをしっかりと聞き、分かりやすく伝えることを心がけています。」と答えてくれました。

 最後の質問コーナーでは「給料はどのくらいですか」「わかりやすく説明するためのコツは何ですか」「中学生のうちに頑張っておいた方が良いことはありますか」と生徒から次々に質問が寄せられましたが、それぞれの仕事や学生生活の経験談を交えながら、質問に対して一つ一つ丁寧に答えて授業を締めくくりました。

静岡市立東中学校2年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

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