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【イベントレポート】11月29日(火) 静岡市立清水浜田小学校にて『エスプラス ~まぐろソムリエ編~』を開催


 『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校を訪問し児童と共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、地元企業を講師に迎える授業も展開いたします。



 11月29日(火) 静岡市立清水浜田小学校にて、クラブパートナーのフジ物産株式会社にご協力いただき『エスプラス』「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~まぐろソムリエ編~」を実施しました。

 まずは「サッカーやエスパルスを通した地域(会社・市民)との関わりを考えよう」というテーマでエスパルスとパートナー企業、地域とのつながりを考えました。そしてフジ物産の中川文孝さんをゲスト講師に迎え、「大人になって仕事をする時に必要なチカラ」や「地元で働くこと」について学びました。


 フジ物産株式会社は、マグロ船のエサの手配国内シェア率日本一を誇り、マグロの水揚げ量日本一の清水を支える企業の1つです。今回は児童たちに、水揚げ量日本一の「マグロ」についてさらに興味を持ってもらえるように、『プチまぐろソムリエ』に挑戦してもらいながら、マグロの種類や釣り方、おいしさの秘密についてクイズを交えて楽しく学んでいきました。また、フジ物産のSDGsについての取り組みとして、漁師さんが船上で食べるか、海に捨ててしまっていたマグロの尾の身(尻尾)を使ったカレーを開発して食品ロスを減らす取り組みをしているという説明をすると、「おいしそう」「食べてみたい」といった声が挙がり、マグロについての興味がさらに深まったようでした。


 そして、パートナー企業としてのエスパルスとの関係性や、ご自身が仕事をする上で「必要なチカラ」が何かをお話していただきました。


 ご自身が仕事をする上で「必要なチカラ」について中川さんは、「自分は映像の撮影や動画の編集を主に行っており、特に大切にしているのが進んで取り組む【主体性】です。元々は全く違う仕事をしていましたが、何か面白いことを仕事にできないかと考え、会社に提案したことで今の仕事を行っています。『自分から動いて』情報収集や提案、技術を学んだことで色々な会社から仕事依頼が届くようになりました。4つのチカラはどれも大切ですが、全ての始まりは、まず自分で動いてみること、『主体性』が一番大切だと思います。」と自身の仕事の経験を交えながら児童たちに仕事をする上で「必要なチカラ」についてお話をしてくれました。

授業の最後に中川さんから「静岡市は、清水港の冷凍マグロ水揚げ量日本一だけでなく、調べてみると他にも日本一のものがたくさんあります。みなさんが普段何気なく住んでいる静岡市ですが、誇れるところがたくさんあるので、もっともっと好きになってくれたら嬉しいです。」と児童たちへメッセージを伝え、授業を締めくくりました。

静岡市立清水浜田小学校6年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

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