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【大分戦プレビュー】~大事なのは、いつも次の試合~

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水曜日に行われたルヴァンカップ グループステージ第1節川崎F戦で、エスパルスは圧巻のパフォーマンスを見せた。リーグ戦からメンバーを9人入れ替えて戦った試合は6分、今季初出場となった北爪健吾のクロスにオ セフンが今季初得点となるヘディングを決めて先制。さらにその直後、岸本武流が前線でボールを奪うと、神谷優太のパスを受けた西澤健太がグラウンダーのクロス。これを白崎凌兵がスライディングで押し込んで追加点を決める。後半に1点を返されるが、中山克広の豪快なゴールで3点目。終盤にPKを決められるも、そのまま逃げ切って今季公式戦初勝利を挙げた。


試合後は4シーズンぶりの「勝ちロコ」。選手、サポーターとともに喜び合う光景は、いつまでも続いて欲しいと思うものだった。だが、そのためには勝ち続けるしかない。選手たちにも「また勝ちロコをしたい」という新たなモチベーションが加わったいま、1つの勝利に浮かれることなく、次の試合にまた全力で向かっていかなければいけないところだ。


カップ戦のメンバーたちが今季最初の勝利を挙げたことで、リーグ戦に出場していた選手たちは刺激を受けている。競争はさらに活発化。チームは最も良い状態になっているといえる。ただ、チームとして宿題となっているのは、リーグ戦での勝利だ。ここまで3試合を終えて、エスパルスは3分。最初の一歩を踏みしめるところに苦労しているのが現状だ。勢いに乗っている今が、初勝利を挙げる絶好のタイミング。今季リーグ初勝利を、公式戦連勝で挙げたい。


一方大分は、今季開幕から3連勝中。前節、栃木戦でも相手を圧倒した。前半はお互いの探り合いが続いたが、後半になって大分がギアを上げて決定機を作り続ける。それでも、あと一歩のところでゴールを奪えないでいたが、81分にフリーキックのチャンスをつかむ。キッカーは途中出場の高畑奎汰。ゴール前にふわりとしたボールを放り込むと、ボールはそのままゴールに吸い込まれて先制点。その後も試合を支配し、後半は栃木にシュートを打たせず1-0で勝利した。


大分は、リーグ開幕戦となった徳島戦では93分に宇津元伸弥の劇的ゴールで2-1で勝利すると、続く東京V戦では藤本一輝のゴールで1-0。前節を含めて全て1点差で勝利という、勝負強さを発揮している。失点も3試合で1と、エスパルスと同じく堅い守備陣を誇っている。絶え間ない運動量と、切り替えの早さというチームのカラーは明確だ。そこに対して、いかに戦うことができるかがカギになる。


この試合は、ルヴァンカップ以上の観客が入ることが予想される。勝った次の試合こそ、より大きな期待を持っていることは間違いない。それを裏切るわけにはいかない。大きな期待を力に変えて、まずリーグ1勝。そしてより多くのサポーターと、これまで以上に壮大な勝ちロコをすること。これからホームでは毎試合勝ちロコができるようにしていきたい。


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2023 明治安田生命J2リーグ  第4節

3月12日(日)14:00キックオフ

清水エスパルスvs大分トリニータ

@IAIスタジアム日本平

<放送>

DAZN

エフエムしみず

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