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【いわき戦プレビュー】~GWの最後を勝利で飾る~

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ゴールデンウィークの初戦は、ホームで栃木に2-0で勝利。そして、3日に行われた前節徳島戦はアウェイゲームだった。


メンバーを大きく入れ替えて臨んだ試合だったが、なかなかコンビネーションが上手く行かず、攻撃が噛み合わない。すると、40分だった。柿谷曜一朗のフリーキックから安部崇士がワンタッチでゴールに押し込んで先制点を奪われてしまった。そこで後半のスタートから乾貴士、宮本航汰、チアゴ サンタナを投入。超攻撃的、超アグレッシブなサッカーを取り戻すが、それでも得点を奪えない状況。だが、後半アディショナルタイムにコーナーキックを獲得する。神谷優太のボールに、ニアに走り込んできた井林章が後ろにそらして、ファーから鈴木義宜がつめて同点。劇的な展開で勝ち点を獲得した。ただ、秋葉忠宏監督は、前半の戦いについて「不甲斐ない、我々が望んでいないゲームをしてしまった」と話し、続けて「後半しっかりと気持ちを切り替えて、ギアを上げた45分間が、我々の姿。あれを90分間やること」と、少なくとも今節に向けての戦い方は見えている。


一方のいわきは今季からJ2に参戦し、ここまで3勝2分8敗、勝ち点11で20位。前節は、甲府と対戦した。試合を大きく動かしたのは、31分のプレーだった。宮崎純真のスルーパスに抜け出したピーター ウタカを、遠藤凌が足を引っ掛けてしまい得点機会を阻止したとして一発レッドで退場。その直後の39分には松本凪生のクロスにウタカに強烈なヘディングを決められてしまう。数的優位になった甲府にその後も攻め込まれるも、GK高木和徹がファインセーブで追加点を許すことはなかった。ただ、FWを1人削って戦っている中で決定機を作ることは難しく、このまま無得点で試合終了。いわきはこれで3連敗となった。


さらにいわきは3試合連続の無得点など、ここまで10得点はリーグ最少タイ。やや得点を奪うことに苦労しているようだ。だが、1人少なくなった前節はともかく、その前の長崎戦では何度も決定機を作っていた。これが決まりだすと試合は難しくなるだろう。相手に勢いを乗らせないためにも、隙を見せないようにしなければいけない。


いわきとは、2017年の天皇杯3回戦で対戦している。前半1分に二見宏志のロングスローから長谷川悠が頭で合わせて先制に成功すると、後半には竹内涼の豪快なミドルシュートが決まって2-0で快勝した。この試合のベンチに入っていた選手で現在エスパルスに所属しているのは、竹内涼と北川航也のみ。また、いわきは当時福島県1部リーグに所属していた。当時とは全く別のチームとの対戦だと考えた方が良さそうだ。


ゴールデンウィークの最終日となる今節、エスパルスは「DEEP SEA BLUE MONTH 2023」として選手たちはディープシーブルーの3rdユニフォームを着用し、ゴールキーパーがオレンジの1stユニフォームを着ることになっている。前節のドローで止まってしまった連勝は、この新しいユニフォームで、またここから連勝を始めていきたい。


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2023 明治安田生命J2リーグ 第14節

5月7日(日)14:00キックオフ

清水エスパルスvsいわきFC

@IAIスタジアム日本平

<放送>

DAZN

エフエムしみず

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