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【藤枝戦プレビュー】~静岡三国決戦第2幕は、真っ向勝負の予感~

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静岡三国決戦の第2幕は、藤枝とのホームゲームとなる。


藤枝とは、天皇杯で過去2度の対戦があり、2013年は2回戦で対戦し2-0で勝利。2015年も2回戦で対戦し、今度は2-4と逆転負けを喫している。高校世代でも過去に何度も熱い戦いを繰り広げてきた両地域が、初めてプロのリーグ戦で対戦することになった。


エスパルスは前節いわきと対戦。試合は序盤からエスパルスが猛攻を仕掛けた。2分、右サイドの中山克広のクロスに中央で乾貴士が合わせて先制。さらに16分、45+2分に中山の連続ゴールが決まって3-0で折り返す。後半も51分に乾のコーナーキックから井林章が頭で合わせて後半のゴールラッシュがスタートすると、52分にカルリーニョス ジュニオ、さらに57分には中山のハットトリックとなるゴールが決まる。そこから71分、85分、90+8分とチアゴ サンタナがゴールを決め、サンタナもハットトリックを達成。エスパルスはクラブ最多得点の9得点、さらに1試合で同時ハットトリックもクラブ史上初。記録的な勝利で今節を迎えることになる。


ただ、秋葉忠宏監督が「あの1点だけはどうしても許せないので、僕自身も反省して、そこだけはお説教をする」と前節試合後に話していたように、1失点を喫したことはしっかりと反省している。この1週間をかけて守備の強化に取り組んでおり、今節にはさらに隙のないチームへと進化しているところを見せたい。


対する藤枝は、前節山形と対戦した。エスパルスと同じく、こちらも2分に先制ゴールを上げる。藤枝の特徴でもある前からのプレスで相手を追い込み、GKのロングキックをカットし、岩渕良太が決めて藤枝が先制。さらに、43分にも早いプレスで相手GKに襲いかかりボールを奪ったところで相手ディフェンスに倒されてPKを獲得。これを渡邉りょうが決めて追加点。しかし、後半は試合内容が一変する。69分、クロスのこぼれ球を横山塁に豪快に決められて1点返されるが、72分には渡邉がペナルティエリア内で倒されて再びPKをゲット。しかし、これをGKにキャッチされて3点目を逃してしまうと、80分には南秀仁、83分にはチアゴ アウベスにゴールを許して、藤枝はまさかの逆転負け。


今季2度目の連敗となり、藤枝にとって現在は苦しい状況だが、だからといって戦い方を変えるようなことはしてこないだろう。これまで貫いてきた攻撃的サッカーでエスパルスに挑んでくるはずだ。エスパルスとしても秋葉監督就任後から掲げている「超攻撃的・超アグレッシブ」なサッカーで迎え撃つことになる。リーグ得点ランキング1位のエスパルスと、2位の藤枝。その真っ向勝負は、まさに静岡三国決戦の趣旨である「お互いの意地とプライドをかけ、鎬を削り合う」という魅力が詰まったものになるだろう。エスパルスとしては大勝したあとの大事な試合。もう一度気持ちを引きしめて試合に臨む。


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2023 明治安田生命J2リーグ 第15節

5月13日(土)14:00キックオフ

清水エスパルスvs藤枝MYFC

@IAIスタジアム日本平

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