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【金沢戦プレビュー】~取り戻してきた攻撃力でホーム連勝を続ける~

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水曜日に行われたルヴァンカップグループステージ第5節湘南戦。エスパルスにとって価値ある試合になった。


4-3-3という新システムで臨んだ前半は、前線の守備が上手くハマりエスパルスのペースで試合を進めることになった。28分、左サイド高木践のクロスにディサロ燦シルヴァーノがヘッド。GKに弾かれるが、こぼれ球を岸本武流が押し込んでエスパルスが先制に成功する。さらに42分にもCKから井林章のシュートがGKに弾かれ、こぼれたところをベンジャミン コロリが押し込んだ。後半は両チームともフォーメーションの変更などで難しい試合になり、64分と67分に失点して同点に追いつかれる。だが、81分にオ セフンのシュートをチアゴ サンタナが押し込んで勝ち越し。エスパルスはBグループ首位に踊り出て、最終節でグループステージ突破をかけて戦うことになる。


また、この勝利は公式戦3試合ぶりの勝利となった。第16節千葉戦、第17節町田戦と、アウェイ2連戦はともに終了間際の失点が決勝点となり、秋葉忠宏監督が就任してから初めての黒星、そして連敗となっており、チームとして流れが悪くなりそうなところを、この勝利が再びチームを活気づけるものになる。その勢いを本物にするため今節は大事な試合になる。


その相手は金沢。前節は1週間前、ホームで甲府と対戦した。前半は金沢のペース。21分には甲府のバックパスがゴール前に位置を取っていた林誠道へのプレゼントパスとなり、林はフリーでシュートを放つが、これはGKがファインセーブ。さらに右サイドから崩して加藤潤也のシュートもGKにセーブされる。逆に後半は甲府に押される形になり47分にはコーナーキックから失点かという場面はオフサイドの判定で助けられ、70分には長谷川元希のシュートのこぼれを須貝英大に狙われるがギリギリのところで孫大河がクリア。何とかしのいでいたが74分にピーター ウタカに決められてしまう。これが決勝点となり金沢は2連敗となった。


金沢は現在16位。ただ、金沢の勝利数はエスパルスの7勝と比べ1勝差しかない6勝(1分10敗)で、総得点は23点で順位を大きく上回っている。その中でセットプレーのゴールはエスパルスより多い8得点。打ち合いになると怖いが、失点数が29と下から4番目と多く、そこがチームの課題となっている。


7年目の柳下正明監督が作り上げているチームは手強い相手になるだろう。柳下監督と言えば、磐田や新潟などで指揮を執っており、エスパルスとは何度も対戦している。16試合で2勝4分10敗とエスパルスが苦手としている監督の一人だ。ただ秋葉監督は水戸時代の3年間で4勝2分と負けがなく、この指揮官の対決も見どころの一つになる。


エスパルスはリーグ戦の連敗を止めること、そして前節離されてしまった首位町田に追いつき、そして抜き去るための戦いがここから始まる。ルヴァンカップで取り戻した攻撃力を武器に、まずは連敗を止めホームの連勝を伸ばしていく。


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2023 明治安田生命J2リーグ 第18節

5月28日(日)14:00キックオフ

清水エスパルスvsツエーゲン金沢

@IAIスタジアム日本平

<放送>

DAZN

静岡第一テレビ

エフエムしみず

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