■日付：8月3日(木)・4日(金)

■会場：J-STEP

■対象：ダンススクール生70名が参加

8月3日(木)と4日(金)に宿泊型ダンス合宿、『S-PULSE DANCE SCHOOL SUMMER CAMP supported by 本多こども歯科』を実施しました。小学3年生以上のスクール会員70名が参加し、2日間ダンスを覚えたり、基礎練習をしたり、ゲームタイムでスクール生同士はもちろんのこと、講師やオレンジウェーブとも交流しました。

今回のキャンプは、本多こども歯科さまにご支援いただき開催することができました。いつもたくさんのご支援をありがとうございます。

　ここ数年は感染症の流行もあり宿泊型でのCAMPは4年ぶり。中高生選抜のYouth以外は初めての参加という生徒さんも多く、最後まで頑張り切れるかとても心配でした。結果2日間大きなけがや病気なく、無事に終われたことが何よりで、参加者の生徒さんから「楽しかった」と感想を聞いて、やっと子どもたちにも日常が戻ったのだなと、実感できました。

《1日目》

1日目はこのCAMPのメインとなる曲の振り入れを中心に、music cheerのレクチャーではグループワークの実践、そして夜のゲームタイムのプログラムを用意。日帰りの生徒さんもいますので、メインの曲は17時までに振りをすべて入れることが第一の目標です。今回のCAMP DANCEはオレンジウェーブが国立のハーフタイムショーでジェット・スフィーンさんとコラボした『Waka Waka』。アフリカをイメージした、壮大なリズムに大地に響き渡る声が特徴的で、2010年FIFAワールドカップのテーマソング。「あなたの頑張りがよりよい未来をつくる」「すべての国がひとつになる」そういった平和への想いが込められています。

通常クラスでは習わない、少し高度なテクニックや足さばきなども入っていて混乱しつつも、ペアワークでお互いに教え合うなど、Youthを中心にサポートをしながら、何とか振りを入れていきます。

少しダンスのレベルを上げているのは、この後この曲で秋の選抜クラスのTRYOUTを行い、合格者はハーフタイムショーにオレンジウェーブと出演するという目標があるからです。少し背伸びしてチャレンジすることで、今足りないことを自覚して、レッスンなどでより具体的なメニューを設定することができます。

ウォームアップ、ストレッチからスタート。普段のレッスンもそうですが、ストレッチの時間を多くとっています。とにもかくにも柔軟性がダンスには欠かせません。膝やつま先を伸ばして、手をより遠くに伸ばして、丁寧にストレッチを行います。スタジアムで映える大きな動きができるように、体を作っていきます。

振り入れはペアワークのセクションからスタート。お互いに向き合って同じ動きをするダンスが入っているので、上級生と下級生がペアになって、一緒に練習をしました。

お昼ご飯の後は、目標設定の時間。自分自身の目標、チームの目標、そしてCAMPの目標を決めました。キャンプ中は解散の声掛けや発表など、みんなの前で大きな声を出す機会がたくさん。立候補者の中から先生が指名するスタイルをとっています。チアリーダーとして、できてほしいことの一つ。CAMPが進むにつれて手を上げる生徒も増えていきます。

CAMPの目標は『笑顔』『協力』『enjoy』に決定！！2日間、みんなで声を掛け合って、目標達成に向けてがんばろう！

目標を決めた後はチアリーダーのお勉強。今回はイベントでの注意点。最近イベントにお呼ばれする機会も増え、周りの方にご迷惑をおかけすることも増えているので、集合場所での一コマを先生たちが演じます。

荷物を全部付き添い者が持って集合してしまうパターンと、集合時刻になってもずっと写真撮影をしているパターン。自分のことは自分で、そして時間やマナーを守ること等、イベント会場でどう過ごせば良いか、意見を出し合いました。

2つ目は練習の仕方。チーム練習の時の進め方について学びました。リーダーの指示に従わなかったり、フォーメーションや振りを勝手に決めたり、忘れ物をしたり、友達にきつい言葉をかけるなど、あまり良いとは言えない練習態度を講師陣が熱演。

参加生徒たちが挙手で、改善点を指摘します。グループワークでの自分自身の態度を振り返りながら、チームの中でのあり方を、考える良い機会になりました。

お勉強の後は、チーム発表。通常クラスのみんなはD.R.E.A.Mを、選抜クラスは夏の大会に出場した演技を披露しました。

Music cheerは『OPA!』の振りをタオルマフラーでアレンジをして、チームで発表します。ついつい真似をしたくなるような動き、見ている人に楽しんでもらえるような構成を意識して、チームのメンバーで相談して決めていきます。最初はまとめるのに大変で、なかなかうまくいかなかったチームも、しばらくするとリーダーシップを発揮する生徒が出てきたり、それをサポートする生徒がいたり、お姉さんが下級生をサポートしたりと、子どもたち同士で話し合って練習を進めることができるようになります。我慢して待つ。成長を促すために、講師陣もなるべく口を出さずに見守ります。

◆Sをつくってみたよ！見える？

　1日目のまとめ、CAMP DANCEの振り入れが終了し、ミニ発表会。ここまでの成果を日帰りの生徒さん含め、発表します。みんな集中してよく頑張ったので、予定よりも早く振り入れが完成しました。完璧に踊れるようになるには、まだまだ練習が必要ですが、お互いの頑張りに拍手を送ります。

さぁ、ここからは楽しみ！お部屋にチェックインとレストランで夕食です。夕食はビュッフェスタイル。お昼のお弁当がハンバーグだったけど、また献立がハンバーグ…。でもみんな嬉しそうに、味が違うし、どっちも美味しかった！と、ご飯をたくさん食べました。かっこよく踊るには、食事も大切！好き嫌いなく食べることも、キャンプのお約束です。

夕食後はゲームタイム！！オレンジウェーブも登場して、参加者たちは大興奮♪CAMP DANCE『WakaWaka』や、おなじみの『Let’s Go』を目の前で見せてくれました。今回のメンバーはなんと全員スクール出身。

みんな同じようにキャンプを経験してきたメンバーです。「2日間頑張ってね！」と激励のメッセージももらいました。

オレンジウェーブショーの後は、ゲームタイム。まずはYouth企画のじゃんけん大会からスタート。なかなか大勢の前で大きな声を出す機会が少なく、経験値が少なくなってしまった中高生は、今とても悩んでいます。

準備をすれば、堂々とできるかもしれないと、入念に準備をして、迎えたこのゲームタイム。本人たちは台本通り、順調にできていたようでしたが、講師陣からは辛口コメントが多数。小学生が目を輝かせて、Youthを目指すようになってほしい。また一つ経験を積めたことはよかったですが、まだまだこれからです。

午前中に応援に来て下さったアンパンコーチことサッカースクール今泉HoCご提供、今話題沸騰のなでしこジャパンのトートバックをもらって、笑顔の勝者たち♪

最後は恒例の順送球！学年・スクールもばらばらで組まれたチームでトーナメント形式！人数調整でオレンジウェーブも参加しました。

優勝チームには、今年度よりダンススクールを応援いただいている、SEIRINさまよりグッズのプレゼントが！

ゲームタイムでは、状況に合わせて、その場に集まった人をいかに楽しませられるかが大事。自分自身も本気で楽しみながら、チアリーダーとして、その場を盛り上げる力が求められます。ただダンスをするだけが、チアリーダーではありません。

ゲームタイムも大盛り上がりで終了し、1日目のすべてのプログラムが終了。順番で大浴場に入り、就寝時刻までは復習タイム。お部屋のメンバーと復習をしつつ、講師陣やお友達とコミュニケーションをたくさんとりました。

１日目のレポートはここまで！２日目のレポートもぜひご確認ください！