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【イベントレポート】8/24(木)折兼 presents SDGs環境教育プログラム 『資源循環型リサイクル&アグリカルチャー体験』開催

8月24日(木)、エスパルスは株式会社折兼様のご支援のもと、第2回SDGs環境教育プログラム『資源循環型リサイクル&アグリカルチャー体験企画』を開催しました。

本企画は、6月18日(日)に開催された企画の第2回目となり、13名の親子が参加し、前回植え付けた野菜の収穫体験とバガス容器の土壌分解の様子を確認し土に戻すという、資源循環実体験プログラムを実施しました。


ご参加いただきました皆様、株式会社折兼様、伊豆川飼料様、nanairo様、本企画は様々な皆様とのパートナーシップにより初めて実現できた企画です。皆様のご協力誠にありがとうございました。

バガス容器とカトラリーを使用したランチ(6/18)

使用したバガス容器・枝豆のさやも土壌分解へ(6/18)

立派に成長したきゅうり(8/24)

土に分解されたバガス容器(8/24)

SDGs環境教育プログラム『資源循環型リサイクル&アグリカルチャー体験』とは

エスパルスは、地域と共に脱炭素社会の実現を目指すゼロカーボンプロジェクトを推進しており、次世代を担う子どもたちへの啓蒙・啓発活動は非常に重要な課題と認識しています。本企画では、サトウキビ由来のバガス容器を実際に使用して食事をし、その容器が土壌分解する資源循環型リサイクルの実体験と共に、農作物の植え付けから収穫、そして収穫した野菜を食するまでを体験するクラブ初の環境教育プログラムを地域の子どもたちにご提供いたします。また、本企画は株式会社折兼のご支援のもと、地元企業である伊豆川飼料株式会社・株式会社nanairo及びエスパルスとのパートナシップにより実現しました。

前回の振り返り

まずは、6月18日(日)に開催した、ビーチコーミングや海洋ゴミ・海洋プラスチック問題、折兼のバガス容器の秘密、そして自然分解するバガス容器を使用してのカレーランチ、容器をコンポストに入れた様子などを写真等を使って振り返りました。


また、バガス容器を分解しておいた土に植え付けをした際の写真を確認し、不要となった容器がゴミではなく資源として自然に戻り、その土から野菜が立派に生育している様子を確認しました。


ビーチコーミングの様子(6/18)

食事後にバガス容器をコンポストへ(6/18)

野菜を植え付けした際の畑の様子(6/18)

元気に成長したきゅうり・オクラ(8/24)

野菜の収穫体験と試食

6月18日に予めバガス容器を土に分解させておいた畑に苗を植え付けしました。その畑からオクラ、落花生、きゅうり、ゴーヤがしっかりと成長し立派な野菜が収穫できるまで育った様子を確認。


その後、育った野菜を収穫しました。畑で野菜を収穫するという貴重な経験を親子で体験いただき、「こっちのオクラは大きい!」「これ食べた~い!」など、子どもたちから楽しそうな声があちこちから聞こえてきました。「これくらいのサイズの方が食べやすいよ!」「この野菜はまだ小さいから採らない方がいいよ!」など、保護者の皆さんからは子どもたちへアドバス。


本企画にご協力いただいているnanairo様の畑で、別途育てられたなすやピーマンなども収穫させていただき、楽しい収穫体験となりました!大きくなりすぎた野菜やまだまだ成長段階の野菜など、お店では絶対に目にすることができない野菜を目の当たりにしながら、自然の尊さや食べ物の大切さを感じてもらう貴重な機会となりました。

大きく成長したオクラ

ゴーヤも大きくなりました!

きゅうりの収穫!

食べごろのオクラはどこかな~

オクラの収穫!

上手に収穫できました!

収穫した野菜の試食!

収穫した野菜は、炭火でのホイル焼きやボイルなど簡単な調理方法で試食しました。シンプルな調理方法と調味料(塩・オリーブオイル・醤油・マヨネーズ)で、野菜の香りや味をダイレクトに感じてもらいました。普段嫌いで絶対に食べない、なす、ピーマン、オクラなどを何度も食べる子どもたちも現れ、自分で収穫した野菜の美味しさと魅力を十分に感じてもらい、これ以上ない『地産地消』をリアルに体験いただきました。

ボイル中のオクラ

炭火でホイル焼き中のなす、オクラ、ピーマン

バガス容器を使用して試食しました!

最高の『地産地消!!』畑で収穫・畑で食事、移動によるCO2排出はゼロ!

普段食べられない野菜も美味しく食べられました!

収穫したての野菜は最高!

バガス容器の土壌分解確認

6月18日にカレーを食べたバガスの容器やスプーン約50セット、そして枝豆のさやを入れたコンポストの中を確認。約2ヶ月でどのような変化が起きているのか皆さん興味深々。


土壌分解を管理していただいた伊豆川飼料の伊豆川様より、分解の過程を説明いただきながらコンポストの中を畑に戻しました。約50セットあった容器や枝豆のさやはどこにも見当たらず、コンポストの中からは土だけが出てきた様子を見て、参加者の皆さんは驚きと共にどのようにしてバガス容器が分解されたのか、伊豆川さんのお話しにしっかりと耳を傾けていました。

※コンポストの中には若干の土と米ぬかをいれ微生物を活発化させて発酵を促しました。


使用済みのバガス容器をコンポストへ(6/18)

約1ヶ月後のコンポストの中の様子(7/14)

コンポストから出てきたのは容器の形は全くない土だけでした!(8/24)

バガス容器や枝豆のさやも完全に分解されました(8/24)

分解の過程を説明する伊豆川飼料の伊豆川様

ゴミが土に分解される資源循環を目の当たりに

ブリーフィング

参加者の皆さんに「環境に優しい商品を選択する」「食べ物を残さず食べる」「近くで育った食べものを選択する」「季節の野菜をたべる」など環境に優しい選択を生活の中に1つでも取り入れて欲しいと、お話しをさせていただきました。


最後に、本企画をご支援いただきました株式会社折兼の三瓶様、畑のご提供や野菜のお世話をご担当いただいた株式会社nanairoの池田様、そしてバガス容器の分解を全面的にケアいただいた伊豆川飼料株式会社の伊豆川様よりお話しをいただき、折兼 presents SDGs環境教育プログラム 『資源循環型リサイクル&アグリカルチャー体験』は終了となりました。


ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

エスパルスでは今後も子どもたちへの環境教育をはじめ、様々な活動に積極的に取り組んで参ります。

株式会社折兼の三瓶様

株式会社nanairoの池田様

伊豆川飼料株式会社の伊豆川様

環境教育・食育・創造力・親子の共感など沢山のメリットが・・・

主催他

主催:株式会社折兼、株式会社エスパルス 協力:伊豆川飼料株式会社、株式会社nanairo

お問い合わせ

TEL 050-9002-5919 エスパルス教育事業部

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