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【イベントレポート】11月6日(月) 学校法人星美学園静岡サレジオ中学校・高等学校にて『エスプラス ~針と鍼の違い編~』を開催

『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校、高等学校を訪問し児童と共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、地元企業を講師に迎える授業も展開いたします。


11月6日(月) 学校法人星美学園静岡サレジオ中学校・高等学校にて、クラブパートナーのセイリン株式会社よりゲスト講師1名を迎え『エスプラス』「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~針と鍼の違い編~」を実施しました。


授業のはじめに、エスパルスのマスコットキャラクターや選手についてのクイズを行いました。エスパルスに興味を持っている生徒も多く、すぐに答えが出てきました。その後エスパルスとパートナー企業、地域とのつながりなどを紹介。そして、セイリン株式会社の構内営業部、営業課の小林千尋さんをゲスト講師に迎え、「仕事をする時に必要なチカラや大切にしていること」について学びました。パートナー企業としてエスパルスとどのように関わっているか、また小林さんが仕事をする上で「必要なチカラ」は何かなど、分かりやすくお話していただきました。

セイリンでは、治療で使われる鍼を作っています。人の体には361個のツボ(経穴)があり、鍼を打つことで血の流れがよくなり体が元気になります。また、セイリンは世界初の使い捨ての鍼を販売し、日本だけでなく、世界でも使用されています。今回は、ツボや鍼の体験として、教員2名にセイリンの商品である『こりスポッと』を体験していただきました。肩の痛いという安齋先生は肩に貼るのではなく、肩に関係する手のツボに貼りました。安齋先生は「貼ったのが全く分からなかったです。」と痛みは全く感じなかったようです。野田先生は神門というツボに貼り、「リラックスできました」と効果を実感できたようです。生徒たちも安齋先生や野田先生と同じツボを手で刺激し、ツボの効果を試しながら話を聞いていました。


次に小林さんから仕事内容と仕事をする時に大切にしていることを教えてもらいました。


小林さんは、「工場で作った鍼や商品を鍼灸師の先生に紹介する営業をしています。仕事をする上で大切にしているのは分かりやすく伝える【発信力】です。鍼灸師の先生に伝えるときに分かりやすく伝えないと商品の良さが伝わりません。上司や部下、同僚と話す時にも分かりやすく伝わるように言葉選びや声のトーンなどにも気を付けています」と発信力の大切さを伝えてくれました。


質問コーナーでは「鍼って痛いですか」「鍼灸師それぞれに合った商品とはどんなのですか」と生徒から質問が寄せられましたが、自身の仕事の経験談を交えながら、質問に対して一つ一つ丁寧に答えていました。


 最後に、小林さんから、自分の人生を振り返ってみると中学生のときに経験したことは大人になってすごく影響を与えています。高校生の時、バスケットをやっていたけど、年間3日間しか休みがなかったです。辞めたいと思ったこともあったけど、辞めずに3年間がんばったことは今すごく役に立っています。今はとても大切な期間です。何事にもあきらめずに挑戦してください」とメッセージを送りました。

静岡サレジオ中学校3年生・高等学校1年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

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