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【イベントレポート】9月20日(水) 学校法人静岡理工科大学静岡北高等学校にて『エスプラス ~パートナー企業とキャリアについて考える時間~』を開催


『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中高等学校を訪問し児童と共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、地元企業を講師に迎える授業も展開いたします。


9/20(水) 学校法人静岡理工科大学静岡北高等学校にて、クラブパートナーの明陽電機株式会社よりゲスト講師3名を迎え『エスプラス』「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~パートナー企業とキャリアについて考える時間~」を実施しました。


授業のはじめに、明陽電機の伴野さんより、明陽電機では先端技術を使用し船の安全を守るための製品を作っていること、またそれらの製品が国内船の多くに使われていることを動画を通して、紹介されました。その後、稲葉さんと菊元より、自身の仕事と絡めて、社会人について大切なチカラ『主体性』『課題発見力』『創造力』『発信力』について説明がありました。

 その後、稲葉さんと菊元さんの仕事の話を参考に、生徒たちは、テレビを製造、販売するメーカー社員になったと想定して、販売数、売上数を増やす案をグループで考えました。


「風や水が出るテレビを開発しよう」「災害時に自動で映るテレビがいいんじゃない」「携帯会社のように他者から乗り換えキャンペーンがいいよ」など、生徒のアイディアに明陽電機の方々も驚いている様子でした。


 グループワーク後には、稲葉さんと菊元さんが今の仕事で一番重要としているチカラについて話をしました。稲葉さんは、「製品を作る上で一番最初に仕事をするのは設計です。設計が主体性をもって取り組まないと期限に間に合わず、お客様に製品を届けることができません。今回のグループワークでも主体性がないと進められなかったと思います」と学校生活での主体性の大切さを教えてくれました。菊本さんは、「皆さんが新品で購入したものは不良がないと思います。それは、私のような検査をする人が、問題がないか確認をするからです。使用する人の立場でものを見るように心掛けています」と課題発見力の大切さを伝えてくれました。


 最後に伴野さんより、「同じ目的でも業務の内容によって様々なチカラが使われています。みんなの意見をまとめていくのも大変だったと思います。仕事は一人で完結することができません。色々な立場の方が関わっています。自分の立場だけでなく、相手の立場に立って想像することが大切です。」と授業を締めくくりました。


 授業後生徒たちは、「グループワークを通して、製品を考える大変さが分かった」「社会に出ても自分の意見をしっかり伝えていきたい」「高校生活を通して4つのチカラを高めていきたい」と学んだことを語ってくれました。

静岡北高校2年生の皆様、明陽電機の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

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