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【イベントレポート】11月21日(火) 静岡市立清水第一中学校にて『エスプラス ~針と鍼の違い編~』を開催

『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校、高等学校を訪問し生徒と共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、地元企業を講師に迎える授業も展開いたします。


11月21日(月) 静岡市立清水第一中学校にて、クラブパートナーのセイリン株式会社よりゲスト講師1名を迎え『エスプラス』「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~針と鍼の違い編~」を実施しました。


授業のはじめに、エスパルスのマスコットキャラクターや選手についてのクイズを行いました。エスパルスに興味を持っている生徒も多く、すぐに答えが出てきました。その後エスパルスとパートナー企業、地域とのつながりなどを紹介。そして、セイリン株式会社の国内営業部営業課の小林千尋さんをゲスト講師に迎え、「仕事をする時に必要なチカラや大切にしていること」について学びました。パートナー企業としてエスパルスとどのように関わっているか、また小林さんが仕事をする上で「必要なチカラ」は何かなど、分かりやすくお話していただきました。


 セイリンでは、治療で使われる鍼を作っています。人の体には361個のツボ(経穴)があり、鍼を打つことで血の流れがよくなり体が元気になります。また、セイリンは世界初の使い捨ての鍼を販売し、感染症をきっかけに、ドイツなどの海外でも使用されています。今回は、ツボや鍼の体験として、教員2名にセイリンの商品である『こりスポッと』を体験していただきました。全身に疲れを感じ、特に肩が重いという矢島先生は、手の合谷というツボに貼りました。矢島先生は「痛みもなく、何も感じなかったです。」と痛みは全く感じなかったようです。太田先生は内関というツボに貼りました。乗り物酔いにも効果があると説明があると、生徒たちは驚きながら、一生懸命ツボの場所を確認していました。

次に小林さんから仕事内容と仕事をする時に大切にしていることを教えてもらいました。

小林さんは、「工場で作った鍼や商品を鍼灸師の先生に紹介する営業をしています。仕事をする上で大切にしているのは分かりやすく伝える【発信力】です。鍼灸師の先生に伝えるときに分かりやすく伝えないと商品の良さが伝わりません。上司や部下、同僚と話す時にも分かりやすく伝わるように言葉選びや声のトーン、表情にも気を付けています」と発信力の大切さを伝えてくれました。


質問コーナーでは「仕事のやりがいを教えてください」と質問されると、小林さんは、「私たちは一人で2000件ぐらいの治療院を担当しています。訪問した際に声をかけていただくなど、私を待っていてくれる鍼灸師の先生がいることがやりがいにつながっています」と自身の仕事のやりがいについて丁寧に答えていました。


 最後に、小林さんから、「医療系の仕事に就きたいと思ったのは中学生の時です。中学生の時、大きな怪我をしたときにリハビリの先生や鍼灸師の先生にお世話になりました。その時に尊敬を覚え、医療系の仕事に就きました。中学生の時の経験は大人になって大きな財産になります。楽しいと楽は別物だと考えます。楽の先に楽しいことはありません。つらいことを乗りこえてからこそ楽しいことがあります。何事にも恐れずに挑戦してみてください。今だけの時間を過ごしてください。」とメッセージを送り授業を締めくくりました。

静岡市立清水第一中学校1年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

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