エスパルスが静岡市、静岡地域人権啓発活動ネットワーク協議会と連携し、人権尊重思想の普及高揚を図るための取り組みとして開催する『人権サッカー教室』が10月13日(日)、エスパルスドリームフィールド清水で行われ、平岡アカデミーヘッドオブコーチング、エスパルスサッカースクール・松尾大介コーチ、森田祐史コーチ、土田陸斗コーチ、藤巻智宏コーチが講師として参加しました。
この『人権サッカー教室』は昨年に続き11回目の開催となり、小学3年生~6年生の約40名にご参加いただきました。
まず初めに、子どもたちは人権に関する○×クイズに挑戦しました。「盲導犬はレストランに入ることができる?」、「エレベーターの鏡は何のためにある?」といった問題を通して人権への知識を深めました。
クイズの後は、サッカー教室を行いました。松尾コーチと森田コーチが4・5・6年生を、土田コーチと藤巻コーチが3年生を担当し、平岡アカデミーヘッドオブコーチングは各グループを交互に回り、小学生たちと一緒にプレーをしながらアドバイスを送りました。
子どもたちは、アドバイスを真剣に聞き、パス練習やドリブル練習、1vs1、ゲーム形式など思いきりプレーし、相手の気持ちを考えることや思いやることの大切さをサッカーの中で楽しみながら学んでいく様子が印象的でした。ゲーム形式のメニューには平岡アカデミーヘッドオブコーチングも参加し、トラップやパス等、1つ1つのプレーの質の高さに子どもたちは驚いている様子でした。
サッカー教室後のじゃんけん大会では、勝ち残った4名に対し、選手のサイン入りボールがプレゼントされ受け取った子どもは大喜びでした。
最後に、選手への質問コーナーでは多くの質問があがり、平岡アカデミーヘッドオブコーチングが丁寧に答えました。
「サッカーのドリブルの間合いはどうして取れば良いですか?」という質問には、実際にボールを使って身振り手振りを交えながら、「相手を見ることが大切。膝を見て相手の重心を読むことを意識してみよう。」とアドバイスを送りました。最後に平岡アカデミーヘッドオブコーチングから、「サッカーは1人ではできない。だから相手に“思いやり”を持つことが大切です。そんな思いを持ってサッカーをすれば自分も上手くなり、サッカーが楽しくなると思います。」とプレーや技術だけでなく、思いやりの心の大切さを子どもたちに話してくれました。
静岡の皆様、静岡地域人権啓発活動ネットワーク協議会の皆様、静岡地方法務局の皆様、静岡市人権擁護協議会の皆様、参加者の子どもたち、保護者の皆様、ありがとうございました。